キッズデザイン協議会が主催する「第16回キッズデザイン賞」において、リビングライフの『新旧一体のまちづくり クジライフプロジェクト』がキッズデザイン賞を受賞した。
子育てしやすい住宅を目指して生まれたプロジェクト
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設された。
リビングライフは、創業30周年プロジェクトとして『新旧一体のまちづくり クジライフプロジェクト』を始動。より良いプロジェクトにするために、新入社員やプレママ、子どもを持つ30代40代の社員などを含めて意見を出し合い、改善を重ねてきた。
結果、子育てしやすい住宅を供給することで、子育て世帯だけではなくシニア世代や若者世帯も住みやすい街になった。
キッズデザイン賞受賞を励みに、これからも子ども、子育てに配慮した住まいづくり、まちづくりを通して、子育て世代を応援していくという。
『新旧一体のまちづくり クジライフプロジェクト』
同プロジェクトは、新築分譲マンション2棟、一棟リノベーションマンション2棟からなる共同住宅地だ。場所は多摩丘陵から続く丘陵地で古くからの住宅地。集合住宅では、若い夫婦から先輩夫婦まで「ただいま」「おかえり」と声を掛け合えるような、古き良き日本の風景と文化を繋ぐまちづくりを目指している。
隣接した4つのマンションの敷地にそれぞれの立地をいかした特色ある共用施設が設けられ、互いが自由に使い合える仕組みが作られた。行き来しやすいように通り抜け動線が作られ、人のたまり場となるスペースを設けるなど各所に工夫を凝らしている。
4棟それぞれが独立した建物・敷地でありながら、多様な世代や家族構成の家族と関わり合い、共同住宅地という小さなコミュニティから社会性や環境を学ぶ仕組みを目指したまちづくりをしている。
まちづくりに興味がある人は『新旧一体のまちづくり クジライフプロジェクト』に注目してみては。
『新旧一体のまちづくり クジライフプロジェクト』公式サイト:https://www.living-life.co.jp/mansion/kuji/index.html
キッズデザイン賞概要:https://kidsdesignaward.jp/
(佐藤 ひより)