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3年ぶりに福岡空港へ!名古屋城の金シャチ実物大レプリカを展示するセレモニーが開催

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金シャチキャラバン実行委員会は、中部国際空港から直行便が就航する福岡空港と連携し、国内線利用促進と名古屋への観光誘客を図るため、名古屋のシンボルである金シャチ実物大レプリカを8月26日(金)~9月26日(月)の期間、福岡空港に展示中だ。

これを記念して、8月26日(金)に福岡空港で「金シャチキャラバンオープニングセレモニー」が開催された。

エアライン各社が金シャチ実物大レプリカを紹介


オープニングセレモニーでは、福岡空港と中部国際空港に路線を就航するエアライン各社による金シャチ実物大レプリカのアンベールを実施。他にも、名古屋城で皆様を出迎えている名古屋おもてなし武将隊が登場し、金シャチの説明が行われた。

アンベールでは、スターフライヤー、ジェットスター・ジャパン、ANA、IBEXのエアライン各社により一斉に白布が引かれ、高さ約3m、重さ約100kg、純金箔(24k)1,800枚で表面をあしらわれた、黄金に輝く金シャチ実物大レプリカが披露された。

手頃に名古屋に泊まれる「シャチ泊」も紹介


展示品は金シャチ実物大レプリカだけではなく、名古屋城本丸御殿に設えられていた「竹林豹虎図」のレプリカや、徳川家康が関ヶ原の戦いで着用したとされる甲冑「伊予札黒糸威胴丸具足」のレプリカ、名古屋の観光スポットのレゴモニュメントも同時に展示されている。

また、名古屋市内での宿泊代金や宿泊旅行商品が最大5,000円割引になる「名古屋に泊まろう!『シャチ泊』」の紹介も。2023年3月1日(水)チェックアウト分まで、名古屋市内の登録宿泊施設で宿泊すると宿泊代金の50%、1人1泊あたり最大5,000円の割引となる。

現在、利用対象者は愛知、岐阜、三重、静岡、長野に住んでいる人とされているが、今後は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を注視しながら、順次全国に拡大予定だという。福岡空港と中部国際空港には毎日往復13便が運航しており、フライト時間も約80分と快適な空の旅が楽しめる。

名古屋おもてなし武将隊に金シャチなど見どころ満載


名古屋おもてなし武将隊は、名古屋にゆかりのある武将6名と陣笠4名で、名古屋城を拠点に活動を開始。名古屋の代表として、歴史の語り部として「人と文化と歴史の、絆を結ぶ」べく、日々線上を駆け巡っている。

毎日名古屋城にて、観光客の出迎えや記念撮影などの「おもてなし」をしたり、土日祝日には臨場感あふれる殺陣や寸劇、和太鼓や甲冑ダンスなど、感動あり笑いありのパフォーマンス「おもてなし演武」を行ったりしている。


金シャチは城主の権威を示すべく敵を圧する獰猛な姿をしており、また、防火のための一種の守り神という二つの側面を持っている。創建当初の金シャチは、慶長大判1940枚を引き延ばした金の板が貼り付けられており、金がふんだんに使用されていたが、第2次世界大戦の空襲により天守閣と共に焼失した。

戦後に市民らの寄付金などにより、名古屋城天守閣の復元と共に現在の二代目金シャチも製作され、現在も天守閣で光り輝いている。天守閣には雄雌2体の金シャチが鎮座しており、雄雌共に姿はとても似ているものの、雄の胴体は尾ひれが真上に開いており、雌は体を覆う金の鱗の枚数が多く煌びやかといとったデザインに違いがある。

福岡空港を利用する際は、名古屋城の金シャチ実物大レプリカをチェックしよう。

(佐藤 ひより)

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