お茶の製造・販売を行う宇治田原製茶場が、今年新たに誕生した玄米茶専門ブランド「京玄米茶 上ル入ル」初のPOP-UP STOREを、9月5日(月)~2023年1月31日(火)の期間、京都タワーサンド1Fにて開催中だ。
玄米茶に“お餅”をブレンド
“私たちが忘れている昔ながらの価値観や暮らしの知恵をもう一度共有したい”という思いから生まれた、「京玄米茶 上ル入ル」。
同ブランドと一般的な玄米茶との一番の違いは、玄米茶の原点である“お餅”をブレンドしていることだ。
使用しているのは、やさしく繊細な香ばしさが引き立つ、京都の老舗米菓舗「鳴海屋」の備長炭炭火炒り餅。
さらに、日本茶インストラクターの資格を持つ茶師が厳選した宇治茶を炒り餅とベストなバランスでブレンドしており、お餅の香ばしさが昔ながらの価値観や暮らしの知恵を伝えてくれるようなお茶に仕上がっている。
京都「碁盤の目」がコンセプト
ブランド初となるPOP-UP STOREは、京都「碁盤の目」をコンセプトに、暖簾や提灯などを使い、京都の街並みとブランドネーミングに込めた京都ならではの住所表記の面白さを表現。
至る所に京都らしさを感じる仕組みを取り入れている。
ギフトセットなど幅広いラインアップ
会場では、東西2種類の「京玄米茶 上ル入ル」の試飲ができる他、ギフトセットなども販売。
商品は「プチギフト3袋入」500円から、「東西ギフトセット24袋入」3,600円まで、幅広いラインナップが揃っている。
煎茶ベースの玄米茶
「京玄米茶 上ル入ル【東】」大袋15P1,500円/箱12P1,800円は、茶栽培に適した気候と地形、歴史と文化を継承してきた宇治田原町周辺の高品質な宇治煎茶を使用した玄米茶。
茶葉の持つ豊かな滋味と香りを最大限に活かすために、摘みっ取った新芽を最短時間で蒸す“若蒸し製法”で仕上げている。
美しく澄んだ黄緑色に雑味のない清々しい味わいと爽快な香りが特徴。すっきりとした煎茶の風味と、炭火炒り餅の優しい香ばしさは相性抜群だ。
ほうじ茶ベースの玄米茶
「京玄米茶 上ル入ル【西】」大袋15P1,500円/箱12P1,800円は、碾茶の一番摘みの茎を原材料とした、ほうじ茶ベースの玄米茶。
旨味成分のテアニンをたっぷりと蓄えた柔らかな茎は、焙煎することで品のある鮮やかな香ばしさとさっぱりとした優しい味わいが生まれる。
炭火炒り餅の繊細な香ばしさを引き立てながら、茎ほうじ茶独自の風味もしっかり活きるよう、絶妙なバランスでブレンドされているのもポイントだ。
玄米茶での一服を楽しんで、心をほっと落ち着かせてみては。
■上ル入ル(株式会社宇治田原製茶場) POP-UP STORE
住所:京都府京都市下京区東塩小路町721-1 京都タワーサンド1F
営業時間:10:30~20:30(当面の間)
(佐藤ゆり)