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長野県千曲市が公園への遊具設置に向け、クラウドファンディングを開始

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長野県千曲市は、地元の小学生から地域活性化策として公園への大型遊具設置の提案があったことを受け、児童たちの投票によって設置する遊具を決定した。設置費用の一部について、9月16日(金)~12月14日(水)の期間、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングにより募ることとした。

事業までの経緯


千曲市の小学生が地域学習の成果を発表する場において、当時5年生の児童たちが地域活性化策として公園への大型遊具設置を提案した


提案を受けた千曲市は、児童たちにアンケートを実施し、大型遊具の案を複数提示したうえで話し合いを重ね、児童たちの投票によって設置する遊具を決定した。

選ばれた遊具には、児童たちの「ふるさとの自然の中で、のびのび遊べる公園を未来の子どもたちに残したい」という思いが込められているそうだ。

こうして子どもたちが思い描いた『ふるさとの未来』を実現するために、クラウドファンディングにより設置に係る資金調達を図ることとした。

支援された寄付金は、大型遊具の設置費用に充てるが、目標金額に達しなかった場合でも大型遊具は設置する。

遊具設置スケジュールとして、8月8日(月)に工事開始、10月17日(月)に工事完成。11月1日(火)に大型遊具使用開始となる。

千曲市


千曲市は、長野市の南、善光寺平の南端に位置し、東西を山々に囲まれ、市の中央を千曲川(信濃川)が流れている。市の北部には上信越自動車道と、中央自動車道につながる長野自動車道とを結ぶ更埴ジャンクションがあり、県内高速交通網の要衝となっている。

棚田として全国で初めて名勝に指定された「姨捨の棚田」や、重要伝統的建造物群保存地区に選定された「稲荷山 蔵の街」は、令和2年6月に日本遺産「月の都 千曲」に認定された。

また一目十万本とうたわれる「あんずの里」や、1600年前の姿に完全復元された「森将軍塚古墳」のほか、古くから善光寺参りの精進落としの湯としても栄えてきた「戸倉上山田温泉」は開湯120年を超え、昭和レトロな雰囲気の旅館、ホテルや様々な飲食店が立ち並び、情緒豊かな信州屈指の温泉街を形成している。

千曲市は、人々の暮らしや文化、景観など地域の宝を次代に伝承し、更に新たな文化を創造する「文化伝承創造都市」を目指しているそうだ。

なお、千曲市と「ポニーキャニオン」は地域活性化、シティプロモーション、観光、移住プロモーションにおいて包括連携を締結している。

子どもたちのための、大型遊具設置に向けてのクラウドファンディングに協力してみては。

【未来のために子どもたちが考え、選んだ大型遊具に支援したい ~戸倉に活気を取り戻そうプロジェクト~】
目標金額:1,300,000円(総工費12,439,900円)
ふるさとチョイスGCF:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1865

(角谷良平)

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