ヴランケン ポメリー ジャパンは、シャンパーニュ「ポメリー」のワールドコレクションとして、限定デザイン「ポメリー マンダラボックス」3種を数量限定で発売する。
10月17日(月)より全国出荷開始の予定だ。
シャンパーニュ最大の醸造元
1836年シャンパーニュの中心都市ランスに設立された「ポメリー」。「マダム・ポメリー」は、1874年にシャンパーニュ史上初のブリュット(辛口)を造り出し、シャンパーニュ最大の醸造元へと発展させた。
エレガントな香りとフレッシュかつ快活な味わい、そして魅力的な長い余韻が楽しめる。
目を引く「マンダラ」の美しい文様
限定発売の「ポメリー マンダラボックス」は、「マンダラ」の美しい文様に彩られたシャンパーニュ。
同社によると、古代インドを起源とする「マンダラ(Mandala、曼荼羅)」はチベットに伝わり、宗教の教えと悟りを開く図案であると共に芸術へと昇華したという。美しい曼荼羅は宇宙を表し、瞑想に導くものだそう。
砂で描き上げられる砂曼荼羅は、祈りが終わると川に流され海に広がる。諸行無常の教えの象徴であり、世界に祈りを広げるといわれている。これは、「ポメリー」のシャンパーニュ製造における精神と共通するテーマでもある。
「ポメリー マンダラボックス」の3種を詳しく紹介しよう。
生き生きした泡立ちでフレッシュ
1つめは「ポメリー ブリュット・ロワイヤル マンダラボックス/Pommery Brut Royal Mandala Box」7,200円(税別)。
緑がかった淡い黄色で、生き生きした泡立ち。柑橘類や白い花のような香りがソフトさを与え、さらに小さな赤い果実のヒントも感じられる。全体的にフレッシュ感のある印象。口当たりは洗練されていて、快活感と上品さの調和が楽しめる。
食欲をそそる赤い果実の香り
2つめは「ポメリー ブリュット・ロゼ マンダラボックス/Pommery Brut Rosé Mandala Box」8,800円(税別)。
ピンクゴールドのニュアンスがかった淡いピンク色で、生き生きとした泡立ち。食欲をそそる赤い果実の香りとポメリーの代表的なフィネスとエレガンスも感じられる。ボリューム感と豊かな果実味があり、フレッシュですっきりとしたフィニッシュが印象的だ。
輝きのある淡いゴールド色の泡立ち
3つめは「ポメリー ミレジメ グラン・クリュ2009 マンダラボックス/Pommery Millésimé Grand Cru 2009 Mandala Box」11,600円(税別)。
2009年は「神々からの贈り物」と表現されるほど、暑くて乾燥した理想的な夏であり、素晴らしいブドウを収穫するために全てが整っていた年。輝きのある淡いゴールド色に非常に繊細な泡立ち。スイカズラやアカシアの花を連想させるフローラルで甘い香りから、ドライイチジクやフランジパーヌ、スミレやブルーベリーのアロマが現れ、ピノ・ノワールの存在感を示す。
味わいは石灰岩の地質を思わせるベルベットのような構造。菩提樹とフレークアーモンドのノートが混ざり、12年以上のセラーでの熟成を経て、トーストしたパンの香りがこのキュヴェに複雑性を与えている。フィニッシュは、僅かにピンクグレープフルーツを感じ、緊張感とグルマンディーズが完璧なバランスを保っている。
特別感のあるパッケージのシャンパーニュは、ホリデーシーズンのギフトや新年祝いの贈り物にもぴったりだ。
ヴランケン ポメリー ジャパン公式サイト:https://www.vranken-japan.co.jp/
(鈴木 京)