横浜市では、横浜市場場外マルシェ第2弾「海鮮BBQ&鍋」や、菊花を約500点そろえた「菊花展」が開催される。それぞれの情報を詳しく紹介しよう。
山内ふ頭で「海鮮BBQ&鍋」を堪能!
横浜市中央卸売市場本場では、市場食材の魅力発信や、周辺地域の賑わいづくりを目的とし、今年8月に横浜市場場外マルシェ第1弾「場外でBBQ(バーベキュー)」を開催した。その第2弾が、11月3日(木・祝)~13日(日)に開催される。
今回のイベントも、前回に引き続き、みなとみらいの絶景が眺められる穴場スポット「山内ふ頭」で開催。
市場直送の新鮮な海鮮や野菜が楽しめるBBQのほかに、今回は、11月の寒い時期にぴったりな鍋も登場する。BBQの〆として食べれば、心も体もぽかぽかになること間違いなしだ。食材のほかにも、調味料や機材などすべて用意されているので、手ぶらでワンランク上のBBQと鍋が体験できる。
開催時間は、月~金が15:00~21:00、土日祝が11:00~21:00。費用はコースにより異なる。詳細は特設サイトで確認しよう。予約は、10月11日(火)0:00から特設サイトにて受付中だ。
特設サイト:https://y-marche.org/
菊花が約500点そろう「菊花展」
「三溪園(さんけいえん)」では、10月26日(水)〜11月23日(水・祝)の期間、個性豊かな色や形を持つ菊花を約500点そろえた「菊花展」が開催される。
「三溪園」は生糸貿易により財を成した実業家・原三溪によって、1906年5月1日に公開。175,000㎡に及ぶ園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されている。2007年に国の名勝に指定された。現在、重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟。
中央広場では、花の直径が18㎝以上の「大菊」、びっしりと花に覆われ滝のような形をした「懸崖(けんがい)」、折れたり曲がったりした花弁を持つ「江戸菊」「古典三菊」など、約430点の色や形が豊かな菊花がそろう。
また、正門藤棚広場には、「小菊盆栽」、庭園などを表現した「盆景」など約70点を展示。古くは江戸時代から品種改良がおこなわれ、現在では海外でも人気となっている菊の魅力をより深く知ることができる機会だ。
開催時間は9:00〜16:00、会場は、中央広場、正門藤棚広場、旧矢箆原家(きゅうやのはらけ)住宅で、料金は無料(入園料別途)。
また、期間中の土・日曜日は、11:00~/13:00~/15:00~の各回50分、中央広場にて、菊名人による「見どころトーク」が併催される。神奈川県内トップクラスの技術を誇る「横浜菊花会」の菊名人たちが、栽培が難しいと言われる菊花のお手入れのコツや観賞ポイントなどを紹介。参加した人には1人に1つ、菊の苗がプレゼントされる。料金は600円(税込・入園料別途)。予約優先で、申込はPeatixで受付中だ。なお、予約が定員に達しない場合は、現地にて当日申込の受付が行われる。
また、11月6日(日)〜23日(水・祝)の期間、国内最大級の合掌造である重要文化財「旧矢箆原家住宅」にて、フラワーデザイナーの五十嵐道子氏が建物内の古民具などを使用して菊花を中心に生け込みしたフラワーアレンジメントの展示も行われる。開催時間は9:00~16:00、料金は無料。五十嵐氏は、2008年にオーダーメイド花屋「包kurumi」を設立。現場で花を生ける「生け込み」を中心にフラワーアレンジメントを手掛けている。
■三溪園
住所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
入園料:大人700円/小中学生200円、横浜市内在住の65歳以上200円(濱ともカードの提示が必要)
開園時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
URL:https://www.sankeien.or.jp/
菊名人による「見どころトーク」申込:https://sankeien-kiku-midokoro-talk.peatix.com
絶景スポットで新鮮な海鮮を味わうことができるバーベキューや、横浜市最大規模の「菊花展」で、秋のおでかけを満喫しよう!
(yukari)