世界ゆるスポーツ協会は、トヨタ自動車の給電車で社会を変える「電気が動くとできること」プロジェクトの一環として、クルマの給電機能を活用した新スポーツ「SPACE SOCCAR(スペース サッカー)」を共同開発した。
体力差も年齢差も電気のチカラで少なく
トヨタは、クルマから電気を取り出せる給電車によって、もっと暮らしの可能性を広げたいという思いから、さまざまな課題と向き合う方々と共に取り組む「#電気が動くとできること」プロジェクトを始動させた。
その第一弾が、世界ゆるスポーツ協会と共同で開発した「SPACE SOCCAR」だ。
「SPACE SOCCAR」は、宇宙船に見立てたクルマからの電気をエネルギーとして、EVA(船外活動)として楽しむサッカー。椅子に座ってボールを蹴り、惑星に見立てた相手ゴールを狙う。体力差も、年齢差も、電気のチカラで少なくでき、世代間交流を楽しく実現する新しいスポーツだ。
クルマを活用した新競技であることから、サッカー“SOCCER”の名前にCARの字があてられている。
3人のクルーと協力してEVAを成功へ
宇宙での活動は精密さと冷静さが求められるので、熱中し過ぎには注意。あまり動きすぎると給電チューブが外れ、EVAが継続できなくなる。
また、ボールを強く蹴りすぎるとクラッシュの反則になり、減点されてしまう。3人のクルーと協力し、安全かつ正確にEVAを成功させよう。
世界ゆるスポーツ協会は、“スポーツ弱者を、世界からなくす。”ことをコンセプトに、2015年4月10日(金)に発足。同協会は、だれでも楽しめる新しいスポーツジャンルを創りだすことを追求し、2022年1月1日(土)時点で100種類以上の競技を公開し、幅広く親しんでもらうための活動を行っている。
また運営にあたり、プロデューサー、ディレクターを中心に、スポーツアンバサダーおよび、多数のスポーツクリエーターにより推進。2017年12月には「HEROs AWARD」の第1回となる「HEROs Award 2017」を受賞した。
新時代のスポーツ「SPACE SOCCAR」に注目してみて。
■SPACE SOCCAR
競技ページ:https://yurusports.com/sports/spacesoccar
特設サイト:https://toyota.jp/kyuden/dekirukoto/sports
(よしだゆうこ)