11月3日(木)に宮城県南三陸町にある上山八幡宮にて、南三陸にかかわる人々で創るイベント「第1回しおかぜ文化祭」が開催される。
地域の有志住民と、南三陸に関わる多彩な人々による初開催の同イベントは、歴史と文化が刻まれた上山八幡宮の境内で行われる大人の手作りの文化祭だという。
テーマは「ふんわり、ゆったり、楽しい1日を」
「南三陸のまちに暮らす人々が、復興祈念公園とその周辺を歩きながら、ふるさとの歴史や風土をのんびり学ぼう」という想いから始まった「上の山しおかぜ學校」という活動から企画された同イベント。
神社の境内で遊んでいた子どもたちの光景を懐かしみ、みんなが気軽に楽しめるようにと企画された。
今年は「ふんわり、ゆったり、楽しい1日を」をテーマに、訪れた人々が境内でゆっくりとした時間を楽しめる文化祭とするため、南三陸に縁のある人々が有志で参加し、全10以上のコンテンツを用意している。それぞれの「好きな分野で人に対して出来ること」を、訪れた人と共有するとともに、来訪者が南三陸の人の温かさに触れ、豊かな時間を過ごせるような内容となっている。
多彩なジャンルのコンテンツが楽しめる!
当日は古本市や神社ヨガ、ロケットストーブでつくる焼きいもなど、多彩なジャンルのコンテンツを楽しめるという同イベント。
「巫女に変身して記念撮影!」では、同所社務所にて、巫女に変身して境内で記念撮影できる。なお、着丈の都合上、中学生以上のみ有料で受付可能だ。
また、初心者も気軽に参加できる神社ヨガでは、神社の良い気が流れる空間の中、心も身体もリラックスしてほしいとも。こちらも有料で参加できる。
他にも、ロケットストーブでつくった焼き芋をサービスしたり、有料でこだわりのコーヒーを提供する。
境内にある神楽殿では、様々な団体による発表を行う。とめタウンネットが「南三陸かみしばい」「おとめっこスマホ劇場」を10:30~1時間ごとに開催する他、さんサンポートプロジェクトによる「さんサンポートプロジェクトって何?」という発表や、演劇経験者が勝手に応援をしてくれるコーナーも。
今年10月1日(土)にオープンした道の駅さんさん南三陸の前に位置する上山八幡宮は、アクセスも容易なので気軽に立ち寄ってほしいという。南三陸に暮らす人々が手作りする豊かな時間を共有してみてはいかがだろう。
■「第1回しおかぜ文化祭」概要
期間:11月3日(木・祝)
※天候その他の事情により、イベントの中止、時間や内容を変更する場合あり(雨天中止)
時間:10:00~14:00
料金:入場無料(一部ワークショップなどを除く)
会場:上山八幡宮
URL:https://www.m-kankou.jp/event/250220.html/
(さえきそうすけ)