中津川市観光局は、東京駅構内の「グランスタ東京 SQUARE ZERO(スクエア・ゼロ)」にて、観光物産展「岐阜 下呂・中津川 里山マルシェ」を11月8日(火)~10日(木)の期間に開催し、栗きんとんや新米等中津川市・下呂市の特産品の販売及び観光PRを実施する。
栗菓子から新米まで
初開催となる同イベントでは、中津川市が発祥の地とされる栗きんとんをはじめとした栗菓子の商品を46品、下呂市の澄んだ水と清らかな空気により育まれた新米など15品が用意される。
日本三名泉の下呂温泉と自然・文化に富んだ中津川
言わずと知れた極上の温泉地・下呂温泉を有する下呂市、江戸時代の面影を今に伝える中山道・馬籠宿を有する中津川市。
中津川エリアは畜産業や農業が盛んで、飛騨牛や米、伝統野菜などが特産となっている。また、中山道の街道文化によって育まれた栗きんとんを中心とした栗菓子は、秋になると多くの人が県内外から買い求めに足を運ぶそうだ。
2027年開業予定のリニア中央新幹線は、品川~名古屋間を約40分で結び、その通過する各県に一駅ずつ中間駅が設けられ、岐阜県駅は中津川市に設置される。中津川エリアは、近い将来、当地域と首都圏への新たなルートが整備されることにより、より短時間で移動でき、より身近に感じられるエリアとなるだろう。
より多くの首都圏の人々に“おいしいもの”をきっかけに同地域の特産品や観光について知ってもらえるよう、同イベントは開催される。ここで「岐阜 下呂・中津川 里山マルシェ」で販売される特産品について見てみよう。
中津川市と下呂市の特産品
「中津川栗きんとん」は、厳選された国産栗と砂糖のみを使用し炊き上げ、茶巾で絞った、素朴で上品な中津川を代表する栗菓子。シンプルだからこそ各店のこだわりが詰まった逸品で、口に入れると栗本来の風味を堪能できる。
1個から購入することもでき、和菓子店の食べ比べをしてみては。価格は、1個255円(税込)~、3個入810円(税込)~、6個入1,620円(税込)~、なお、各店舗により金額は異なる。
「栗きんとん羊羹」1個1,339円(税込)は、やわらかくまろやかに煮た粒栗と栗きんとんをふんだんに使い、長時間弱火でじっくり練り上げた、まさに栗づくしの羊羹だ。
「銀の朏(みかづき)」は、6年連続日本一を獲得した米。舌の上で感じる旨みだけではない、口の中の感覚すべてがとらえる極上の食感だ。
同商品は2022年新米で、価格は「銀の朏 1kg」が1,310円(税込)、「銀の朏 CUBE 300g(2合)」が820円(税込)。
鶏肉とキャベツなどの野菜にしょうゆまたは味噌ベースの特製ダレを絡め、いためて食べる下呂の名物「鶏ちゃん」の味付けは、「味噌」と「醤油」を用意。販売価格は、共に570円(税込)だ。
初開催となる「岐阜 下呂・中津川 里山マルシェ」に参加してみては。
■岐阜 下呂・中津川 里山マルシェ
日時:11月8日(火)~10日(木)11時00分~21時00分 ※最終日11月10日(木)のみ20時00分まで
会場:グランスタ東京 SQUARE ZERO(JR東日本東京駅構内地下1階 改札内)
(角谷良平)