2019年に上野にてスタートした「昆虫食自販機」が、リアル店舗となり、上野アメ横の中心にあるアメ横センタービルに昆虫食専門店「MUSHI-YA TOKYO ueno」として2022年12月16日(金)にプレオープンした。1月15日(日)、いよいよグランドオープンを迎える。
食糧難を解決する昆虫食に注目
2013年、国連農業機関(FAQ)が近い未来に訪れる食糧難を解決するのに“昆虫食”が役立つと発表。それを受けて世界的にムーブメントが起こり、さまざまな取り組みが始まった。日本でも例外ではなく、コオロギなどの養殖業に参入する企業が増え、昆虫を使用した加工食品が多数誕生。SDGsの時代という背景もあり、環境に配慮したエシカルでサスティナブルな食品として取り扱われるようになってきている。
ティ・アイ・エスは、昆虫食の啓蒙活動として次世代良質昆虫Food自販機を日本最大の昆虫食セレクトショップにすべく、“昆虫食いかがでしょう”を掲げた本格的な「昆虫食自販機」を2019年にスタートし、テレビ・新聞・雑誌などの様々なメディアで紹介され大反響となった。その勢いは日本を飛び出し、ドイツや韓国からも取材を受け、「昆虫食自販機」という日本オリジナルの文化として紹介されるほど、世界中が注目している。
アメ横センタービルに昆虫食専門店が登場
上野アメ横から始まった次世代良質昆虫Food自販機は、現在では様々な企業とのコラボを重ね、沖縄にも初上陸を果たした。
その「昆虫食自販機」が、今度はリアル店舗となり、アメ横センタービルに昆虫食専門店「MUSHI-YA TOKYO ueno」としてプレオープンした。メニューにはすべて“食べられる虫”が使用されており、コオロギやカイコの串焼き、なかなか食べることのできない生食感の幼虫、昆虫の姿が苦手な人向けのスナック菓子などが揃う。
また、昆虫香るアルコール飲料やソフトドリンク、さらにはサゴワームづくしのソフトクリームなども用意され、初心者から上級者まで楽しめる店舗となっている。月替わりの裏メニューも登場するかもしれないので期待しよう。
プレオープンにもかかわらずたくさんの人が来店している同店。グランドオープンに向け、より美味しく楽しく食べられる昆虫メニューを考案し、随時導入する予定だというのでお楽しみに。
食べ歩きの聖地・上野アメ横に誕生した「MUSHI-YA TOKYO ueno」で、昆虫食を体験してみては。
次世代良質昆虫Food 昆虫食いかがでしょう?:https://konchu-shoku.com
(山本えり)