liveRは、コーヒー抽出かすと鶏ふんを独⾃の技術で熟成させた有機質肥料「+Coffee」「GARDEN」を春夏の園芸シーズンにあわせ本格的に展開する。
コーヒーの抽出かすをアップサイクル
liveRは、飲料メーカーやコーヒーショップから排出されるコーヒーの抽出かすを、独⾃技術で良質な有機質にアップサイクルしている。アップサイクルとは、価値の⾼いモノへの再利⽤を指す。
そして、その有機質肥料を農業、家庭園芸、緑化事業など様々なシーンで⼟に還すことにより、⼟壌を豊かにして緑を育む循環つくり「Rich Soil Project」を推進中だ。
「+Coffee」「GARDEN」の特徴
「+Coffee」「GARDEN」は、バランスのとれた緩効性肥料効果(N-P-K=3-2-3)に、コーヒーかすによる⼟壌改良効果(⽵炭のような多孔質)をプラスし、⼟の状態をふかふかにする。
また、健康な植物に⽋かせないアミノ酸や微量要素も含まれている。さらに、コーヒーかすの消臭効果で、従来の鶏ふん肥料と⽐較し臭いが⼤幅に抑えられている。
「+Coffee」「GARDEN」は、ジッパーのついた袋に⼊っており、開封後の保管が容易。
加えて、⼿が汚れにくく扱いやすいペレット状である点もポイントだ。
「+Coffee」は、室内の観葉植物や花鉢に、
「GARDEN」は、ベランダのコンテナー栽培や庭の菜園、果樹の元肥、追肥に試してみて。
コーヒー抽出かすのアップサイクルに取り組む背景と理由
liveRは、コーヒー産業で課題の一つとなっている大量に排出されるコーヒー抽出かすの活用に注目。消臭効果の高いコーヒー抽出かすを、高い肥料効果がある一方で臭いが課題となっていた鶏ふんと混ぜることにより、従来の鶏ふん肥料と比較し、臭気を約30%低減した農家用肥料を開発した。
家庭園芸用にはペレット状でさらに大幅に臭いを抑えた「+Coffee」「GARDEN」を開発、商業化。家庭やオフィスでも手軽に良質の有機質肥料で土つくりができ、「Rich Soil Project」に参加できる。
また、有機質素材であるコーヒー抽出かすを廃棄物として燃やさずに土に還すことは、二酸化炭素の土中への貯留にも貢献する。
LOVEGREENのECショップで販売中
「+Coffee」「GARDEN」は、2⽉より、環境に配慮した運営を⾏っている⼤⼿流通のカタログ販売を⽪切りに、ガーデニングWEBメディアLOVEGREENのECショップで販売中だ。
今後同社は、全国の家庭園芸愛好家が気軽に購入できるよう、ホームセンターや各地の種苗店へ販売チャンネルを整えていく予定だ。この機会に「+Coffee」「GARDEN」に注目してみては。
■NIWATORI COFFEE ※liveRの東京店舗
住所:東京都杉並区堀ノ内3-3-26
公式サイト:https://www.niwatori-coffee.com/
「Rich Soil Project」詳細:https://www.liver-llc.com/rich-soil-project
LOVEGREEN ECショップ:https://lovegreen-store.net/
(角谷良平)