岐阜県白川町の農園「暮らすファームSunpo」は、クラフトビール醸造所「農LAND BEER (英語表記:ИOLAND BEER、読み:ノウランドビアー)」を6月にオープンする。これに伴い、醸造体験チケットや初回限定生産ビールの購入チケットを、3月16日(木)〜4月27日(月)の期間、クラウドファンディングサービスCAMPFIREにて販売中だ。
里山を大人も楽しめるフィールドに
「農LAND BEER」は、「暮らすファームSunpo」の遊びフィールドを拡張させた新事業。「遊ぼう、飲もう、里山で」をテーマにした、遊んで飲んで里山を感じられるクラフトビール醸造所だ。
里山は、国土の3分の2が山林という自然環境に恵まれた日本ならではの特有なエリア。多様な生態系を育みながら、山間地で農を軸とした暮らしをつなぎ、先人たちから暮らしの知恵を積み上げてきたのが、まさに里山という場所だ。
10年間、農園「暮らすファームSunpo」を営むなかで、源流の沢登り、キャンプやオーガニックバーベキューなどのアクティビティを提供してきたが、大人も楽しめるフィールドにしていきたいとの思いから、新しくクラフトビール醸造体験をオープンすることとなった。
「農LAND BEER」では、「暮らすファームSunpo」で採れたしいたけ、お米、お茶などの農産物をメインに、里山を感じるフレーバーを販売していくほか、川遊びや農業体験、醸造体験など、里山を感じる遊びを提供する。
「農LAND BEER」の名前の由来
同醸造所は、“里山をまるごと遊び場に!”という想いから「農LAND=農を軸にした遊び場」と名付けた。「農のネガティブなイメージをポジティブに!NOの概念にとらわれず、ひっくり返しちゃおう!」という思いで、NOをひっくり返し「ИOLAND BEER」と表記する。「農家、という枠組みだけにとらわれず、おもしろい里山をつくる」という宣言と共に、挑戦の意思も表している。
醸造体験などのリターンを用意
現在、醸造所オープンに向けてクラファンにチャレンジ中。リターンは、初回醸造分のクラフトビールや、農園ならではの野菜セットのほか、醸造体験チケット、プレオープンパーティー参加チケット、飲食店向けオリジナルビール醸造権などを用意している。
これまで醸造体験は、一部の体験をするだけであったり、できあがったビールを大量に買い取る必要があったが、同醸造所では約50本という“少量”で提供する。また、自然に囲まれた気持ち良いフィールドで体験することができるので、家族や友人と、美しい景色とともにビールづくりを楽しむことができる。
Sunpoの想い
「暮らすファームSunpo」では、里山の文化や楽しさをこれからもずっと繋げていきたい、そして、現代版の新しい里山百姓の暮らしをつくりたいという思いで、農を暮らしの軸におきつつも、たくさんの笑顔とともに乾杯ができるフィールドづくりを続けていくという。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:遊ぼう、飲もう、里山で。農夫が醸す“ファーマーズブルワリー”が岐阜白川に誕生!
■農LAND BEER・暮らすファームSunpo
住所:岐阜県加茂郡白川町黒川2412
HP:https://farm-sunpo.com
Instagram:https://www.instagram.com/nohland_beer/
(山本えり)