沖縄の伝統発酵飲料ミキを現代の生活に合わせて改良した、牛乳、砂糖を使わない米のヨーグルト「ミキボウル」を販売するMIKI Bowls by ōLū(ミキボウル バイ オールー)は、4月22日(土)、万座毛地域活性化施設にオープンした。
価格は、「ミキボウル」Sが¥549(店内)/¥539(持帰)、「ミキボウル」Lが¥879(店内)/¥863(持帰)。また、トッピングとして、フルーツ各種は時価で¥164(店内)~/¥161(持帰)~だ。
穀物を麹や乳酸菌で発酵させた飲み物
ミキは、琉球諸島で受け継がれてきた、穀物を麹や乳酸菌で発酵させた飲み物。はじまりは口噛み酒で、歴史は泡盛より古く、1477年発行の書物には既に記載がある。
現在でも琉球諸島の一部地域で神祭や諸行事に造られており、「神酒」や「米肌」と綴られている。
安全な製法でスッキリとした味わいと口どけを実現
ミキの復活には、長年沖縄食材の研究を続けてきた沖縄工業技術センター食品・醸造班の豊川哲也氏、望月智代氏、松本亜里奈氏が協力し、伝統的製法が改良されたことにより、安全な製法でスッキリとした味わいと口どけを実現した。
動物性食品を使わないシンプルな原材料(米粉「沖縄県産」・米麹・乳酸菌、水)を、米麹と乳酸菌で2段階発酵することにより、美味しいだけでなく健康にも良い食品ができ上がった。
今後の展望
MIKI Bowls by ōLūを展開するココロワークスは、毎朝食べて腸から健康になる米のヨーグルトとして、トレーラーでのイベント出店に加え、飲食店やホテル等への卸売も展開し、沖縄県の「長寿県復活」「ヘルスツーリズム促進」に寄与できるよう事業展開すると展望を語っている。
この機会に、牛乳、砂糖を使わない米のヨーグルト「ミキボウル」を試してみては。
■MIKI Bowls by ōLū
住所:沖縄県国頭郡恩納村字恩納2767 万座毛周辺活性化施設2F
営業時間:am8:00~pm4:00 ※売切れ次第閉店
定休日:火曜日・水曜日
公式サイト:https://www.mikibowls.jp/
(角谷良平)