アウトドアを活用した地方創生に取り組むパシュートは、「アウトドアスパイスほりにし(以下ほりにし)」を展開するアウトドアセレクトショップOrangeと協力し、地域活性化のための取り組み「ご当地ほりにしプロジェクト」を2022年より実施している。すでに販売開始している6県に加え、4月に大分県宇佐市、5月に北海道安平町で販売を開始した。
人気商品に地域限定ラベルを施して販売
「ほりにし」は、和歌山県かつらぎ町にあるアウトドアショップOrangeが商品開発し、2019年に販売開始した万能調味料。
「手軽さ」と「なんにでも合う」ことからキャンプシーンで人気に火が付き、累計販売本数は300万本以上と大ヒットしている。肉料理はもちろん、魚、サラダやスープなどにも合うオールマイティなスパイスで、これ1本で味が決まることから、キャンプやバーベキューのみならず家庭で使用する人も増えている。2022年にはローソンとのコラボ商品が発売され、話題となった。
そんな人気の高い同商品に、地域限定のオリジナルラベルを施し、その場所でしか購入できない特別な「ほりにし」として「ご当地ほりにし」は誕生した。
なんにでも合う万能スパイス「ほりにし」だからこそ、地域自慢の食材や郷土料理と組み合わせることで手軽で美味しくて簡単なアレンジレシピが多く生まれる。「手軽さ」と「なんにでも合う」という特長を活かし、地域の食材や料理と組み合わせることで新たな発見や魅力を知ってもらう機会を作り、地域に人を呼び消費拡大を促す取り組みが「ご当地ほりにしプロジェクト」だ。
「ご当地ほりにし」公式サイトでは、各地の「ご当地ほりにし」の紹介や、食材、郷土料理と「ほりにし」を掛け合わせたレシピの掲載など、食と結び付けた地域情報を発信しているほか、同商品を取り扱う自治体情報や販売店の紹介も掲載している。
宇佐市と安平町の特徴をデザインしたラベル
4月には、九州地方で2県目となる「ご当地ほりにし」を大分県宇佐市にて販売開始。「宇佐」をローマ字にした「USA」から連想できるデザインを施したラベルとなっている。
販売は、道の駅いんない、渓谷茶屋、朝霧の庄、里の駅 小の岩の庄、里の駅 双葉の里にて。
北海道では、安平町にて唯一となる「ご当地ほりにし」を5月に販売開始。ラベルは、安平町の初夏の風物詩である菜の花畑の黄色を背景に、デコイチの愛称で親しまれるSLとサラブレッドをデザインしている。
販売は、道の駅あびらD51ステーション、安平町物産館にて。
6月以降も日本全国10以上の市町で順次販売を開始するとのことなので、お楽しみに!
地域の食材や料理にスポットライトを当てた「ご当地ほりにし」をチェックしてみては。
ご当地ほりにし公式サイト:https://www.gotouchi-horinishi.jp/
Orange公式サイト:https://shop-orange.jp/
(山本えり)