岐阜県高山市の「かりびと」と、同県飛騨市の「ヒダカラ」が、これまで廃棄するしかなく無駄にされていた猪・鹿の解体後の骨や肉を活用したジビエラーメンやジビエ餃子を、自宅でより多くの人が楽しめるように開発!
6月25日(日)~8月2日(水)の期間、クラドファンディングサイト・CAMPFIREで先行販売中だ。
廃棄予定のジビエを有効活用
ジビエをなるべく余すことなく使うよう心がけている「かりびと」は、これまでジビエの解体後に出る骨は廃棄するしか方法がなかったそう。
しかし、命を無駄にしたくないという想いもあり、活用方法を検討。
そこで、「かりびと」代表取締役・脇谷将斗氏の父がもともと作っていたという、思い出の手料理でもあるジビエラーメンを、解体後の骨や肉を活用し、さらに美味しく仕上げることに。
ジビエの有効活用になり、さらにはより気軽にジビエを味わってもらえるシーンが増えると同社は思い、ジビエラーメンが開発されることになった。
3年の歳月を経て完成したジビエラーメン
先行販売中のジビエラーメンのスープは、試行錯誤の末、3年の歳月が費やされて完成。
「猪骨ラーメン」には猪骨と猪肉を、「鹿骨ラーメン」には鹿骨と鹿肉を、「熊脂つけ麺」には熊の背脂を使用している。
ジビエは、牛・豚・鶏の家畜とは違い自然の中で育つため、個体差があり季節によって骨と肉の状態も変わる。
季節とその個体によって使用するジビエの材料を選び、骨や肉の配合を変え、独自のスープを生み出す技術は、門外不出の職人技だ。
独自製法により、それぞれの骨からコクのある出汁、猪・鹿・熊の肉や脂から旨味を抽出。さらに、ジビエの香りをスープに閉じ込めるため、ただ煮込み続けるのではなく、スープを煮込みと濾す工程を独自の手順で3日間掛けて行い仕上げられている。
一回の仕込みで作れるラーメンはわずか50杯分で、素材の美味しさを活かす醤油ベースとブレンドし、上品かつ繊細なスープが完成。口当たりはあっさりだが、あとから口の中でジビエの深みある味わいが広がる。
肉肉しさとジューシーさを楽しめるジビエ餃子
また、ミンチ肉には、ジューシーさを引き出す猪肉と、肉としての旨味がある鹿肉の合い挽きが使用されており、肉肉しさとジューシーさを楽しめるジビエ餃子が誕生。これまでジビエ料理では活用されにくかった部位の肉が使われているので、ジビエという食材を余すところなく味わえる。
加えて、猪と鹿のミンチ肉に特製猪出汁をプラスすることで、他の餃子では味わえない風味とコクを表現。ジビエ餃子は、一般的な冷凍餃子のように、焼くだけで簡単に美味しく調理できるのも嬉しい。
クラファンのリターンは数量限定
クラウドファンディングでのリターンは、熊脂つけ麺・鹿骨ラーメン・猪骨ラーメンが入ったジビエラーメンのセット、7,000円(送料込・税込)や、
ジビエラーメンのセットに、ジビエ餃子10個入りも入ったセット、10,000円(送料込・税込)など。
いずれも数量限定なので、この機会に、ジビエの美味しさが詰まったラーメン&餃子を味わってみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:開発3年!猪・鹿・熊の旨みが凝縮、こだわり過ぎた極旨ジビエラーメンを先行販売!
(佐藤ゆり)