「ホテル アマネク新宿歌舞伎町」が、フードロス解決を目指し、日本の伝統的な器である「お重」と「小鉢」を併用した朝食のビュッフェ提供を、6月からスタートした。
フードロスが出やすいビュッフェスタイル
持続可能な開発目標・SDGsを達成するために注目されている、フードロス問題。特にホテル等でのビュッフェスタイルについては、利用者にバリエーション豊富な料理を一度に提供できる魅力がある一方で、常に料理の量や種類を確保する関係でフードロスが出やすいという問題がある。
メインを選べる「ハーフビュッフェ形式」
「アマネク新宿歌舞伎町」ではメインとなるホットミールを5種から選び、別途ビュッフェの食事を用意する「ハーフビュッフェ形式」を導入。
さらに器としてお重と小鉢を使用することで、ビュッフェの食事を取りすぎることなく、厳選して味わってもらえるように工夫している。
これらの取り組みにより、ビュッフェで用意する料理の量をある程度制限しながらも、ビュッフェスタイルの特徴であるワクワク感を味わうことが可能に。ビュッフェの取りすぎを防止しフードロス問題の解決を図った。「SDGsの達成」を目指すとともに、同ホテルの約9割を占めるインバウンドの利用者へ“異文化体験”を提供していく。
エコ素材「竹」を使ったアメニティを導入
また、お重と小鉢の導入によるフードロス問題解決だけでなく、短期間で成長するエコ素材「竹」を使ったアメニティの導入によるプラスチック製品の削減など、環境に配慮したSDGs推奨ホテルを目指している「アマネク新宿歌舞伎町」。
竹製歯ブラシや、竹製ヘアブラシ、竹製レザー(一部有料)。
木製の朝食券。
ボトルおよびウオーターサーバーの設置、冷蔵庫の初期設定は電源OFFで統一、館内電子インフォメーションによるペーパーレス化など、環境への配慮に取り組んでいる。
フードロスを意識しながら、楽しくおいしい「アマネク新宿歌舞伎町」の朝食ビュッフェを味わってみては。
■アマネク新宿歌舞伎町
住所:東京都新宿区歌舞伎町2丁目24-10
URL:https://amanekhotels.jp/kabuki/
(佐藤ゆり)