十和田湖周辺で楽しい体験を提供している「〜十和田湖の案内人〜遊部屋十和田」では、8月21日(月)〜9月16日(土)の期間に、美しき湖畔の夕景と共に地元の人気食堂の特製弁当などが楽しめる「ディナータイム付十和田湖夕暮れ開運ネイチャーウォーク」を開催している。
十和田湖の夕暮れ時を贅沢に過ごす企画
人が集まる賑やかな時間も終わり、美しくも静かな時間が始まる十和田湖の夕暮れ時。そんな時間を贅沢に過ごすのが今回の企画だ。
案内人から自然・歴史・開運の話を聞きながら、湖畔の夕景を待ちつつ散策。空と湖が茜色に染まり始めるころに散策を終え、十和田湖で人気の食堂「もりた」で特製弁当を受け取り、夕景の目の前で弁当を広げて優雅なディナーを楽しむ、というのが「夕暮れ開運ネイチャーウォーク」の内容だ。
特製弁当「姫若弁当」
今回提供する「姫若弁当」は「お土産とお食事の店もりた」特製。十和田湖ひめますとワカサギが主役となっている。
メインにはひめますの一夜干し、ワカサギの天串、その他煮物・漬物が。おにぎりは、タケノコご飯と塩おにぎりの2つの味を用意。ひめます魚醤ドレッシング付サラダと、菊の花入ひめます魚醤スープも付いている。
そのほか、ワンコインのアウトドア用インスタント食品「ワイルド弁当」も複数用意している。
自然と物語、開運の歴史をたっぷり楽しむ
今回の散策エリア「十和田湖畔休屋」は、たくさんの魅力に溢れる場所。火山が生み出した山上の湖としての痕跡を残す地形、季節により姿を変える手つかずの森など、国立公園十和田湖にふさわしい景観が随所に広がるエリアで、じっくり歩けば様々な自然との出会いが隠れている。
また、十和田湖のシンボルにして高村光太郎最後の作品である乙女の像に込められた思い、特製弁当にも利用されているひめますが十和田湖にやってくるまでの物語など、人々の紡いだ物語が残るエリアで様々な思いに触れられる。
さらに、十和田湖は龍神祀る御山としての歴史のある湖であり、参詣の拠点のある湖畔休屋は十和田神社をはじめとした多くの信仰の跡が開運スポットとして残っている。開運巡りをしながら北東北の歴史に触れられるのがこのエリアの散策の醍醐味だ。
案内人を担当するのは、山下晃平さん。北海道札幌市出身で、2016年に十和田湖に地域おこし協力隊として移住して以降、十和田湖のもたらした自然・歴史に夢中になり、ガイドとして定住。実際の調査研究参加経験に基づいた十和田信仰の歴史と、木々の姿からその人生を妄想する話が得意なのだそう。
「夕暮れ開運ネイチャーウォーク」詳細
「夕暮れ開運ネイチャーウォーク」は、8月31日(木)まで17:00~18:45、9月16日(土)まで16:45~18:30の開催。9月17日(日)以降の開催は応相談となる。
ツアー料金は大人一人3,000円、中学生以下一人2,000円となっており、最低料金7,000円。大人3名未満の場合は最低料金が適用される。弁当代は、「姫若弁当」が3,000円、「ワイルド弁当」が500円。
参加予約など詳細は、下記URLにて確認を。
さらに、あわせて楽しめるツアーとして「十和田湖日の出さんぽ」も開催。「夕暮れ開運ネイチャーウォーク」で美しい夕景を見た翌朝は、対岸で日の出を楽しんでみては。
夕暮れ開運ネイチャーウォーク詳細:http://www.towada-guide.com/?page_id=1018
十和田湖日の出さんぽ詳細:http://www.towada-guide.com/?page_id=446
(山川温)