五島の椿は、「おつまみ通の方に食べていただきたい 五島の醤仕立て えいひれ」367円(税込)が9月11日(月)、なとりより新たに発売されることを発表した。販売場所はスーパー、量販店、コンビニエンスストアのおつまみ売り場や酒売場だ。
同商品には五島列島沖で獲れた規格外の魚や、海洋環境問題・磯焼けの原因とされて駆除の対象となっている未利用魚を活用したサステナブルな魚醤「五島の醤」が採用されている。
上質な家飲み時間に「五島の醤仕立て えいひれ」
アフターコロナにおいても、家でじっくりお酒を楽しむ時間を確保する人が半数近くいる。また、そういった「家飲みじっくり派」の人は、味や素材など品質にこだわりがあるおつまみを求めている。
同商品は、日本随一の魚の宝庫である五島列島の魚と椿酵母で造った魚醤「五島の醤」を使用し、環境課題に想いを馳せながら上質な家飲み時間を過ごせるよう、そして家飲みじっくり派にアプローチできるよう、なとりが開発した逸品だ。
えいひれは、しっとりした食感、肉厚で食べ応えがあり、香ばしく後引く味わい。五島の醤は余韻がお酒にぴったりだ。えいひれと五島の醤の相乗効果を体感しよう。
地球温暖化で問題となる「海の砂漠化」と「磯焼け」
長崎の五島列島の周辺海域は、島々や複雑な海底地形により全国屈指の好漁場。魚種は250種を超え、全国一位を誇っており、季節ごとに様々な旬の魚が取れることで有名だ。
しかし、地球温暖化が進み海水温が上昇。海藻をエサにしていた魚が冬も活発に動くようになり、沢山の魚たちが暮らす藻場が急速に姿を消す「海の砂漠化」と「磯焼け」が社会問題となっている。
こうした食害魚は、駆除対象であるほか、食用にするには処理に手間がかかるといったこともあり食品としての活用事例が多くないのが現状だ。
食害魚を活用した「五島の醤」で社会問題に歯止め
「五島の醤」には、原料としてアゴ(飛魚)や鯛といった、五島列島を代表する魚の他、アイゴ、イスズミといった藻場を食い荒らす食害魚を使用している。
複数の魚種の魚醤をブレンドすることで旨みの相乗効果が得られるだけでなく、食害魚を活用することで近年問題となっている海の砂漠化と磯焼けを食い止めようという思いが込められている。
また、五島列島の椿から発見された「五島つばき酵母」によって発酵を促進させることで、魚の旨味はそのままに、他の魚醤にはないフレッシュな香りに仕上がった。「五島の椿・五島の醤-醤油麹-」と「五島の椿・五島の醤-米麹-」は各918円(税込)。
過去にそれぞれ第58回長崎県水産加工振興祭水産製品品評会(2020年12月)で水産庁長官賞、「五島の椿・五島の醤-米麹-」は料理王国100選2021(2020年12月)で優秀賞を受賞した。
上質な家飲み時間を過ごしたい人は、「おつまみ通の方に食べていただきたい 五島の醤仕立て えいひれ」をチェックしよう。
五島の椿公式オンラインショップ:https://shop.gotonotsubaki.co.jp/collections/goto-hishio
(佐藤 ひより)