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【茨城県かすみがうら市】廃校キャンプ場マルシェ開催。未利用梨のピューレや地場野菜など販売、キッチンカーも

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地域課題解決や地域商社事業を展開する地域力創造は、12月9日(土)、廃校(旧佐賀小学校)を活用したキャンプ場「CAMPieceかすみがうら」にて、CAMPieceかすみがうらと、茨城ダイハツ販売が共同開催する「でじまるしぇ」×「ダイハツマルシェ」に参加する。

未利用梨を使ったピューレを販売

年間を通して果樹栽培の盛んなかすみがうら市。多くの生産物を市場に供給する一方、未利用の果実について課題としていた。2022年より、未利用梨を利用した産学官連携プロジェクトを立ち上げ、市内の中学生と協力して『かすみがうらの梨ピューレ』を開発し、10月より販売を開始した。


今回のマルシェでは、『かすみがうらの梨ピューレ250g』を販売。梨ピューレは、そのまま食べられるほか、さまざまな料理にも使え、旬以外でも年間を通して楽しめる。なお、「さとふる」にて、ふるさと納税返礼品としても提供されている。

農家グループ「結の市」の地場野菜も販売


また、茨城県の農家グループ「結の市」が誇りをもって育てた『こだわり地場野菜』も販売。

「結の市」は、「食べて美味しいだけでなく、体に優しい、環境にも優しい野菜づくり」をモットーに、農薬、除草剤、化学肥料は一切使わず、付加価値の高い農作物の生産を志している。

さらに新たな試みとして環境負荷の少ない自然栽培(炭素循環農法等)を進めており、安心安全な野菜や果物を提供できるグループになれるよう、日々研究を重ねているのだそう。

キッチンカーで梨ピューレや地場野菜のメニューも販売

そして、ダイハツでレンタルできるオールインワン移動販売車「Nibako(ニバコ)」を活用し、参加者に対し、フードロス削減の取り組みと地元の農産物の魅力を知ってもらう機会を提供する。

当日は、キッチンカー「楽歩(らふ)」にて、梨ピューレや「結の市」の野菜を使用したメニューを販売。販売個数に限りがあるため、営業終了前に販売を終了する可能性があるとのことだ。

地域全体のサステナビリティ向上へ

最近では、農薬や化学肥料を使用しないオーガニック食材を小中学校の学校給食に取り入れる自治体の取り組みが広がっている。かすみがうら市でも、有機栽培米を学校給食に積極的に導入する計画を進行中だ。

また、自治体は「アップサイクル」の概念にも注目し、やむを得ず利用できなくなった資源や材料に新たな価値を見いだし、有効に再利用する方針を打ち出している。これにより、廃棄物の削減と資源の有効活用が両立し、地域全体のサステナビリティ向上が期待されている。

かすみがうら市地域おこし協力隊・事業受託事業者である地域力創造は、その地域に関わる全ての人たち、そして地域と共存共栄し、あらゆる地域課題に対し現地に身を置き、寄り添うことでオールインワンによる課題解決、そして新たな価値と笑顔を作り出すことを目指す。

「でじまるしぇ」×「ダイハツマルシェ」で、フードロス削減の取り組みと地場野菜の魅力に触れてみては。

■「でじまるしぇ」×「ダイハツマルシェ」
開催日:12月9日(土) 10:00~16:00
場所:CAMPieceかすみがうら(旧佐賀小学校)
住所:茨城県かすみがうら市坂2039-1
CAMPieceかすみがうら URL:https://campiece.com/area/kasumigaura/

(Higuchi)

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