新潟県新潟市の取り組みに注目!新潟市マンガの家の缶バッジ制作ワークショップに期間限定素材が追加された情報や、展覧会「あふれる思い ふれる気持ち 2023」について、それぞれ詳しく見ていこう。
缶バッジ制作ワークショップに冬の期間限定素材が登場
新潟市マンガの家・2階ワークショップコーナーで開催している、ぬりえ素材や自分で描いたイラストを用いて誰でも簡単にオリジナルの缶バッジが作れる「缶バッジ制作ワークショップ」。大好評につき、期間限定で、クリスマス、お正月、節分など「冬」をテーマにしたぬりえ素材が追加されている。期間は3月10日(日)までの予定で、毎週水曜が休館。参加費は無料。画材も、老若男女幅広く馴染みがある色鉛筆やプロも愛用するコピックなど様々なものが用意されている。
開催時間は、平日が13:00~15:30(最終受付15:00)、土日祝日が11:00~17:00(最終受付16:30)。一人につき1日1つまで制作できる。なお、最終受付時間前であれば何時からでも参加OKだが、状況により待つ場合もある。
この機会に、「冬」がテーマの缶バッジを手作りしてみては。
新潟市マンガの家公式サイト:http://house.nmam.jp/
展覧会「あふれる思い ふれる気持ち 2023」開催
2018年6月、「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」が公布・施行されるなど、近年、障がいのあるアーティストの文化芸術活動を支援する取り組みが進められている。新潟市では、「新潟市障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」を制定し、地域において障がいのある人もない人も安心して暮らせる共生社会の実現をめざし、様々な取り組みを進めてきた。その取り組みの一環で、障がいのあるアーティストの作品を展示する「あふれる思い ふれる気持ち 2023」を、1月10日(水)より開催する。
同展では、12名のアーティストによる、約60点の作品が展示される。絵画や立体造形、刺繍など表現方法も様々。一部の作家については、作品の制作風景の映像も併せて上映する。
新潟市では、2020年度より市内の障がいのあるアーティストを対象に、表現活動調査を毎年実施している。同展は今年度の調査結果から選ばれた作品と、その制作過程にスポットを当て、紹介するものだ。今年度は100点以上の作品の提出があった。
また、展覧会初日の1月10日(水)9時半~、オープニングイベントとしてテープカットを行う。同展の監修者である新潟市美術館の前山裕司特任館長のほか、出展アーティストにも参加を呼びかけているという。
同展が行われるのは、新潟市美術館市民ギャラリー、イオンモール新潟南1階スカイコート、ゆいぽーと1階工房・ギャラリーの3会場。会期は、市民ギャラリーが1月10日(水)~21日(日)で、1月15日(月)休館。イオンモール新潟が1月25日(木)~2月8日(木)、ゆいぽーとが3月2日(土)~10日(日)。
開館時間は、市民ギャラリーが午前9時30分~午後5時、最終日1月21日(日)は正午まで。イオンモール新潟南が9時~21時、最終日2月8日(木)は正午まで。ゆいぽーとが9時~21時30分。観覧料はいずれの会場も無料だ。
出展作家は、上野恵一氏、EIJI氏、S♡K氏、英里氏、Shizuka氏、そうま氏、立石大氏、中林莉菜氏、中村太亮氏、花子氏、宮路茂氏、RYOTA氏。
また、展示アーティストのうち、一部の作家の作品制作風景をまとめた動画を、新潟市のYouTubeチャンネル「新潟シティチャンネル」で公開しているので、こちらもチェックしてみよう。
展覧会詳細:https://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/shinko/bunkakyousei/tomoniart_exhibition.html
新潟シティチャンネル内再生リスト:https://www.youtube.com/playlist?list=PL5HBUq-yFK7LNUpkDIZa9YESjeVA7zxBI
今後も、新潟市のアートな取り組みに期待したい。
(suzuki)