3月15日(金)、大分県由布市に「湯布珈琲」がオープンした。
同店は、熊本市でWillが運営する「珈琲回廊」がプロデュースするロースタリー&カフェ。古民家の梁や瓦屋根、庭園の日本らしい雰囲気は残しつつ、来店した人に一杯のコーヒーを飲みながらほっと一息ついてもらえるようリノベーションした。
居心地良く過ごせるカフェ
由布院は「豊後富士」と称される由布岳の麓に広がる温泉地。
「湯布珈琲」は、由布岳の盆地で清水流れる川があり、自然あふれるのどかな土地にオープン。目の前は多くの人が行き来する由布院駅から金鱗湖まで続く湯の坪街道の景色を見渡せる場所。国内外問わず様々な人がコーヒーやお土産品を手に取り同店を通して湯布院という町の魅力を感じられるような店舗が完成した。
グレーを基調とした店内は、梁や欄間など古民家の良さを残しながらも現代的で洗練されている空間だ。ゆったりと過ごせるデスク席や気軽に腰掛けられる席、大きな丸いメインテーブルなど、様々な席を用意しており、多くの人々が集まって居心地良く過ごせるカフェとなっている。
商品棚は、珈琲関連商品の他、手拭いやカップ等のオリジナルグッズも販売しており、その場で楽しめるドリンクやフードだけでなく湯布院のお土産として思い出とともに持ち帰ることができる。
店舗で焙煎した珈琲豆を使用
焙煎機は富士珈機 FUJI ROYAL 焙煎機 R-105を使用し、店舗で焙煎した珈琲豆を使用する。そのため、珈琲豆の販売やドリップバッグ、ラテベースなどドリンク以外の物販も充実している。
エスプレッソマシンはTEMPESTA [2gr.]。「BARISTA ATTITUDE」のコンセプト通り、ユーザーに寄り添うマシンとして設計されており、高品質なエスプレッソの抽出が再現できる。店舗のカラーにも合ったデザインで、同店のシンボルにもなるようなマシンだ。
新感覚の抹茶ドリンクも楽しめる
同店では、本格的なコーヒーメニューはもちろんのこと、限定で「湯布団子抹茶ラテ」700円や「抹茶バターラテ」700円など和を感じる新感覚の抹茶ドリンクも楽しむことができる。
「湯布プリン」500円は、生クリーム、キャラメルソース、プリンの三層になっており、口当たり滑らか。また、テリーヌ(抹茶・ほうじ茶)、辰の形をした最中(餡バター・抹茶餡求肥)も提供する。コーヒーとともにスイーツも楽しんで。
世界各国の豆を取り扱う「珈琲回廊」
「珈琲回廊」は、2019年10月、熊本城の城下町にて築120年の町屋をリノベーションしオープンした珈琲豆店。世界各国の豆を取り扱っており、注文を受けてその場で生豆から焙煎している。
奥には喫茶スペースを配置しており、心地いい町家の空間を体験できる。2階はギャラリースペースになっており交流の場として。多数POPUPを開催。町家の並ぶこの街の真の価値をビジネスに繋ぎ、熊本の城下町界隈が更なる賑わいと利益を生み出す街にというコンセプトのもと活動している。
珈琲回廊プロデュースのロースタリー&カフェ「湯布珈琲」を、この機会にチェックしてみては。
■湯布珈琲
所在地:大分県由布市湯布院町川上1524-27
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定
Instagram:https://www.instagram.com/yufucoffee
珈琲回廊:https://www.coffeegallery.online
(江崎貴子)