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【北海道旭川市】第7回井上靖記念文化賞の受賞者決定!贈呈式と受賞記念講演会の参加者募集中

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第7回井上靖記念文化賞で、写真家の石内都さんが本賞の井上靖記念文化賞を、漫画家の安彦良和さんが井上靖記念文化賞特別賞を、それぞれ受賞することが決定した。

贈呈式の予定日は、5月18日(土)。定員100名で参加者を募集している。

井上靖記念文化賞について

井上靖記念事業実行委員会では、優れた文化活動を通じて継続的に地域や社会への貢献を行っている人を表彰するため、旭川ゆかりの作家・井上靖の業績と遺志を記念した井上靖記念文化賞を贈呈しいてる。

選考委員は、文芸評論家・法政大学名誉教授の川村湊さん、女優・日本中国文化交流協会副会長の栗原小巻さん、美術評論家・詩人・埼玉県立近代美術館館長の建畠晢さん、作家の高橋源一郎さん、北海道新聞社文化部長の伴野昭人さんだ。

過去には熊川哲也さんも受賞

過去の受賞者を紹介しよう。

第1回は、本賞2名で世田谷文学館長の菅野昭正さん、六花亭製菓元代表取締役社長の小田豊さんが受賞。

第2回は、国際日本文化研究センター名誉教授の芳賀徹さん、東海大学名誉教授の織田憲嗣さん、第3回は、作家の大城立裕さん、歌人・若山牧水記念文学館長の伊藤一彦さん、第4回は、作家の宮本輝さん、歌人・國學院大學名誉教授の岡野弘彦さん、第5回は、バレエダンサー/Kバレエカンパニー芸術監督の熊川哲也さん、藤原書店代表取締役社長の藤原良雄さん、第6回は、詩人の吉増剛造さん、和光大学名誉教授・私塾「成城寺小屋講座」代表の山本ひろ子さんが本賞・特別賞をそれぞれ受賞した。

第7回の受賞者は石内都さんと安彦良和さん

第7回の井上靖記念文化賞には、記念品及び賞金100万円が贈られる。

受賞した石内都さんは、写真家で1970年代末に、自らが育った横須賀の写真シリーズによって脚光を浴びて以来、記憶をテーマにした独自の表現の可能性を切り開いてきた。母が身に着けていた衣装を撮った「Mother’s」のシリーズや広島の原爆記念館の遺品をモチーフにしたシリーズは、身体的、生理的な感覚と鋭敏な批評精神を一体化させた世界として高く評価されている。


特別賞には、記念品及び賞金50万円が贈られる。受賞した安彦良和さんは、日本を代表する漫画家、アニメ製作者として知られている。『機動戦士ガンダム』の名を聞いたことのない日本人は少ないだろう。

だが、安彦良和さんの功績はそこに留まらず、『虹色のトロツキー』で近代日本の闇を、『ヤマトタケル』や『ナムジ』では古代、あるいは神代の日本を描いた。漫画の世界に新しい領土を切り開いたパイオニアである。

贈呈式について

贈呈式は、5月18日(土)午後4時からアートホテル旭川で実施。賞の贈呈、受賞記念講演会などが行われる。入場料は無料で、定員100名だ。参加申込方法などの詳細はHPを確認を。

贈呈式に参加し、石内都さんと安彦良和さんの話に耳を傾けてみては。

■第7回井上靖記念文化賞贈呈式
日時:5月18日(土)午後4時~6時
会場:アートホテル旭川 2階 ザ・イーストルーム
住所:北海道旭川市7条通6丁目29-2
詳細・申し込みフォーム:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/event/category-03/d079294.html

(ソルトピーチ)

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