約200銘柄の日本ワインを飲み比べできるカウンターバーが出現する「蔵出しワインバー」が、5月8日(水)~12日(日)に大阪・京橋、5月24日(金)~26日(日)に山梨・甲府、6月21日(金)~23日(日)に富士河口湖にて開催される。
この季節イチオシのお披露目の場
冬を越して熟成された蔵出しワインを、青空の下で味わう「蔵出しワインバー」の季節が、今年も巡ってくる。甲府では9度目、大阪では5年ぶり、河口湖では初めて開催される。
山梨と関西のワイナリーによる、この季節イチオシのお披露目の場であり、海外でも注目のワイナリーや、地域の外になかなか流通しないワイン、とりわけ地産地消の象徴である一升瓶ワインにも出会える数少ない機会だ。
山梨や関西のワインを青空の下で味わう
同イベントは、“日本ワインを日本で飲む、当たり前の日々が山梨から広まりますように”との願いを込めて2013年にスタートした。
青空の下グラスで少しずつ、またはグループでボトルをシェアしながら、山梨と関西のワインと食を楽しむ空間。
“醸造家は自らのワインを携えて、栽培家は畑仕事を切り上げて会場へ”。会場ではワイナリーの醸造家、栽培家、ソムリエなどがブースで接客。また山梨大学でワインを学ぶ学生たちもサービスを行う。地元フードメニューも多数取りそろえ、作り手と飲み手が気軽に語り合える、産地ならではの楽しみが味わえるのが特徴だ。
甲府では座席予約でゆったり楽しめるテラス席を開設。有料・2時間入れ替え制で、ウエイターが付きサービスしてくれる。
34~35社のワイナリーが参加
大阪は5月8日(水)~10日(金)16:30~21:30、11日(土)11:00~21:30、12日(日)11:00~19:00に「フラリ京橋」にて。参加ワイナリーは、山梨が28社、大阪3社、京都1社、和歌山1社、奈良1社の全34社。
甲府は、5月24日(金)17:00~21:00、25日(土)11:00~21:00、26日(日)11:00~19:00に甲府駅北口「アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場」にて。参加ワイナリーは山梨の35社。
河口湖は、6月21日(金)~23日(日)12:00~21:00に河口湖畔「大池公園」にて。参加ワイナリーは山梨の34社。参加ワイナリーなどイベントの詳細は公式サイトでチェックしてみて。
前売り券を販売
参加方法は、「スタートセット」3100円(大阪は3300円)を購入し、リストを見ながらカウンターで銘柄と量(1~3フィンガー)を注文しグラスに注いでもらう。ワインは飲食券、フードは飲食券と現金(ペイペイ対応)併用。グラス1つにつき1000円のデポジットがかかり、傷なくグラスを返却すれば返金される。
飲食券2300円分+グラス利用料1000円+お通しが付く「前売券・お通し付きスタートセット」2800円(大阪会場は3000円)も用意。大阪会場は4月5日(金)10:00、甲府・河口湖会場は4月21日(金)10:00から発売されるので、興味のある人は早めに手に入れよう。
「蔵出しワインバー」に参加して、作り手との会話を楽しみながらこの季節ならではの日本ワインを味わってみては。
■フラリ京橋
住所:大阪府大阪市都島区片町2丁目3−56
■JR甲府駅北口 アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場
住所:山梨県甲府市北口2-2
■大池公園
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6713-18
蔵出しワインバーHP:http://sannichiybs.info/wine
X:https://twitter.com/kofu_winebar
(山本えり)