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【東京都新宿区】鍛鉄のフライパン「鍛月」、新宿伊勢丹で展示販売。実際に調理した料理も登場

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現在3か月~半年待ちとなっている、鍛鉄のフライパン「鍛月」を制作する鍛冶工房弘光が、伊勢丹新宿店本館5階キッチンダイニングにて、期間・数量限定で展示販売を実施。会期は、4月10日(水)~16日(火)だ。

また、4月10日(水)・13日(土)・14日(日)の3日間は、実際に「鍛月」で調理した料理を提供する。

「鍛月」の3種類のフライパンを手に取って見られるほか、「鍛月」を使用した料理も食べられる特別なイベント。会期中は、作り手が全日程対応、説明を行う。

工芸品のように美しい「鍛月」、デザインは3種類


「鍛造」は、鉄を鋳型に流し込み成形する「鋳造」と異なり、素材を熱し叩き鍛えて成形していく。鋳造に比べ数を作ることが容易ではなく、またそれぞれの作品の風合いなどもすべて異なる。


打ち鍛えたることで鉄は強度と粘りが増し、「鍛月」という名の通り、まるで満月のような模様が生まれ、鍛えた証として唯一無二の表情をまとう。

かしめ留め

また、細部にも伝統的な技を落とし込んだ。例えば、取手と本体を結合する手法。均一なプレス接合や溶接ではなく、作品ひとつひとつに合わせ伝統的な「かしめ留め」で繋いでいる。

「鍛月」のデザインは、3種類。


刀の持ち手(柄/つか)をモチーフにした「TUKA」24,200円(税込)、


アウトドアにも最適な「MAGE」22,000円~(税込)、


グリルやオーブンでも使用できる「FUTATE」22,000円~(税込)がある。なお、「MAGE」と「FUTATE」は、厚みを3種類(2.0/2.3/2.8mm)の中から選べる。

「鍛月」の使い方


「鍛月」は、肉料理に使うのが特にオススメ。熱伝導率がよく中はふっくら、外は凹凸のおかげでお焦げのグラデーションができ美味しく仕上がるのだそう。


もちろん肉以外にも卵、野菜、



トーストやシフォンなどのカフェスイーツにも、オールマイティに使える。

頑丈に作っているため、多少手荒に扱っても大丈夫だという。アウトドアでの調理でも存分に使用でき、もちろん自宅の調理器でも使用可能。ガス調理器の他IHにも対応しているため機器を選ばない。

また、鉄の優れた蓄熱性により保温効果も高いため、調理後は料理を載せたまま熱々を食卓へ並べられる。

さらに、手入れも簡単。使用後は洗剤を使わずたわしを使い、お湯、または水洗いでほぼ終わるそうだ。

「鍛月」で調理した料理を用意

今回の初出店にあたり、「鍛月」の魅力を実際に体感してもらうため、島根の食材などを使用した料理を数量限定で提供する。


限定25食の「リコッタチーズとほうれん草のフィレンツェ風クレープ」は、ほうれん草とリコッタチーズをクレープに挟み、トマトソースをそえたフィレンツェ風のクレープで、島根県産の旬の野菜などを使ったソテーとともに楽しめる。価格は、スパークリングウォーター ペリエ付きで1,980円(税込)。


また、無料試食として、出雲のスモークハウス白南風のスモークベーコンも用意する。

鍛冶工房弘光について


日本の美意識のひとつである「ミニマリズム」は、限られた状況・空間や色彩の中に無限の世界を見出す表現方法。鍛冶工房弘光の作り手たちが日々作品と向き合いながら大切にしてきたことは、その心地よさとミニマリズムの具現化だ。

鍛冶工房弘光は、島根県で江戸時代から10代続く鍛冶工房。刀剣鍛錬の技法を用いて日々の暮らしに彩りを与える灯火器、行灯、花器など復元からオリジナル作品まで幅広く制作している。

大量生産が主流となった現代において、作り手たちは長らく生産性だけではない価値を大切にしてきた。その価値をこの先の未来へ受け継いでいくことを使命とし、日本人が大切にしてきた美意識と心地よさをこれからも提案していく。

まるで工芸品のような美しい佇まいの「鍛月」を手にしてみては。

■伊勢丹新宿店本館
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

(Higuchi)

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