JR東日本グループのJR中央線コミュニティデザインは、地域の人の「西国分寺ならではのおみやげが欲しい」という声に応えるべく、西国分寺駅社員が中心となり「にしこくおみやげプロジェクト」をスタートした。
このプロジェクトは、AnnBeeと東京経済大学小木ゼミナールとのコラボレーションで実現したもので、共同企画・開発した洋菓子の第2回販売会を4月26日(金)・27日(土)に西国分寺駅にて開催する。
西国分寺の新しい価値を創造
「西国分寺ならではのおみやげが欲しい」。地域の人のそんな声をきっかけに、自然ゆたかで歴史のあるまち、西国分寺の魅力を発信することを目指して2023年10月に同プロジェクトは幕を開けた。
地域に根差した企業や学校と協業し「おみやげ」という形で西国分寺の新しい価値を創造する。おでかけの際のお手みやげとして、お世話になった人への贈り物として、自分へのご褒美として、さまざまな場面に適した洋菓子を、まちの顔である駅から届けていく。
同プロジェクトのロゴデザインは、国分寺市の木であるけやき、市の鳥であるカワセミをメインモチーフに、東京経済大学の校章にもなっている葵の葉を添えた。活気あふれるオレンジ色は、中央線をイメージ。切り絵のような素朴なタッチは、やさしさやあたたかさといったまちの印象を表現している。デザインは、木村覚(Satoru Kimura)さんが務めた。
「こくベジ」を使用した洋菓子を販売
第2回販売会は、4月26日(金)・27日(土)の11:00~20:00に開催される。場所は、JR西国分寺駅改札内催事スペースにて。
販売会では「こくベジ(※)」を使用した洋菓子の販売を行う。支払は、交通系ICカード、各種クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応しており、現金決済は不可。
販売商品は、国分寺産のいちごを贅沢に使用した焼き菓子の詰め合わせ「春限定!!いちごづくしセット」や、
野菜の風味を生かした優しい甘さと、焼きドーナツならではのしっとり食感がこだわりの「しっとり お野菜ドーナツセット」
いちご、ほうれん草、にんじんの3種類のメレンゲクッキーをちりばめた「いろどり メレンゲクッキー缶」となっている。
なお、商品は都合により変更となる場合がある。また各商品には数に限りがある。天候や輸送状況によりイベントを急遽中止する場合がある。
プロジェクトメンバーの想い
西国分寺駅社員は「(前略)3団体で話し合いや試食を重ね、材料やパッケージなど細部までこだわりぬきました。(後略)」とコメント。
AnnBeeスタッフは「(前略)ここに住んでいる方も、訪ねてくる方も、西国分寺駅で『おいしい』の先にあるストーリーを感じていただけたらと思っています」とコメント。
東京経済大学小木ゼミ生は「(前略)この貴重な機会に西国分寺駅、Annbeeと協力して三者それぞれの強みを生かし、西国分寺をPRできるヒット商品を作ることができたらいいなと思っています」とコメントしている。
「西国分寺ならではのおみやげが欲しい」という声に応えるべくスタートした「にしこくおみやげプロジェクト」を、この機会にチェックしてみては。
■西国分寺駅
住所:東京都国分寺市西恋ケ窪2丁目1−18
JR中央線コミュニティデザイン:https://www.jrccd.co.jp/company
※ 国分寺市内の農家が生産した農畜産物の愛称。
(江崎貴子)