日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。
今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。
「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。
今回は、茨城県旧神栖町(神栖市)を写真とともに紹介する。
Vol.203/茨城県旧神栖町(神栖市)
ちなみに、ひとつ前に訪れていた、旧波崎町(神栖市)の波崎海水浴場から、息栖神社までは26kmほどあったので、神栖市も長いなあということを実感した。
それでも、東国三社巡りにしても、昔の方々は舟で利根川を下ったりしながら参拝に来ていたわけで、ぼくが感じた遠さなどとは、時間と距離の間隔が全く違うものなのだろう。香取神宮には先日訪れていて、のちに鹿島神宮にも参拝させてもらえたので、東国三社巡りをできた喜びを心にしまって、旅を続けていく。
(仁科勝介)
仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
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