青森県三沢市に本社を置く材は、マーケティング、商品開発支援、WEB企画制作・管理のほか、グラフィックデザイン、採用支援を行っている。
そんな同社が昨年9月より建設を進めていた「シェアオフィスBLUE」が、今年4月下旬に完成する。
移住希望者のギャップを埋めるため
この企画は、首都圏から青森県に戻りたい若者や夫婦の移住意識調査結果を元に、ITを中心とした新しい働き方を用意して移住者を増やしたい地域と、青森に戻りたいが仕事の選択肢が少ないために戻りにくいという移住希望者のギャップを埋めるための取り組みとしてスタートした。
入居企業は、クラウド開発企業に加え、動画制作・AI生成を用いたデザイン会社などIT企業が集まるほか、スタートアップ企業や県内のエネルギー関連企業など多種多様。地域に不足するIT化やUターン受け入れなどの地域課題解決を目指しながら、入居企業間での新たなコミュニティの場としても可能性が期待できる。
青森県の県木「青森ヒバ」を使用
建築素材として使用したのは、香りに癒し・殺菌効果があり、森林浴効果もある青森県の県木「青森ヒバ」。また、青森県の伝統文化である南部裂織やこぎん刺し、津軽びいどろをオフィスアートとして使用。物を大切に活かしきるために残されてきた文化も継承しながら、さらに働きたくなる空間を提供する。
施設は、人と文化が交わるコミュニティカフェスペースや、
20名規模の企業向けサテライトオフィスを備えている。
完成見学会を開催
施設では、4月25日(木)9:00~18:00、4月26日(金)9:00~15:00の日程で完成見学会(各回30分程度)を開催する。見学会の予約は、公式ホームページより受け付けている。
多様な働き方提案で、UIターン受け入れとIT化の促進を目指す「シェアオフィスBLUE」を、この機会にチェックしてみては。
■シェアオフィスBLUE
住所:青森県三沢市三沢字堀口164番336
敷地面積:2488平米
その他:駐車場完備
URL:https://misawablue.com
(江崎貴子)