「メタバース和歌山実行委員会」は、和歌山県を拠点にバス・タクシー・旅行サービス事業を展開するユタカ交通と和歌山新城下町DMCが共同で運営している。
同委員会は4月21日(日)、観光DX事業の一環として、和歌山城を舞台にした360°VR動画『和歌山城 Kishu Ninja』をYouTubeチャンネルにて公開。和歌山の名所を仮想体験することにより、リアルの和歌山観光への興味関心を促す。
和歌山の魅力を発信する360°VR観光動画が公開
今年「メタバース和歌山実行委員会」は、世界的人気のオンラインゲーム『フォートナイト』に、和歌山城や和歌山市内をテーマとした『和歌山マップ』を発表。
オンラインゲーム大会やイベントを開催するなど、メタバースを利用した地域活性化に積極的に貢献してきた。
次のステップとして、『フォートナイト』をきっかけに和歌山に興味を持った人々やVR技術に関心の高い若者世代に向け、より強く和歌山の魅力を発信する。
その第一弾としてYouTubeにて360°VR観光動画『和歌山城 Kishu Ninja』を公開した。
忍者と和歌山城を巡りながら旅行気分を味わう
動画内では、和歌山に存在したとされる「紀州忍者」が和歌山城を巡りながら、和歌山城の見所を紹介。和歌山城内部の映像も収録され、外観からだけでは知り得ない部分にも踏み込んだ内容になっている。
また、海外でも人気のある「Ninja」をテーマに取り入れたこの動画は、英字のキャプションも含まれ、海外視聴者へのアピールと国外を視野に入れた観光誘致の狙いもある。
特に注目すべき点は、ドローン撮影による天守閣からの空撮映像や、ナビゲーターの忍者が魅せるアクロバティックで躍動感ある場面展開だ。
こうしたシーンの全ては4K画質の鮮やかな360°VR映像で構成され、視聴者は自由に視点を変更しながら、周囲の風景や隣を走る忍者などを楽しむことができる。
このような「VR観光」は、静止画だけでは伝わりきらない魅力を強く印象づけるものであり、和歌山県への誘客促進が期待される。
和歌山の360°VR映像は今後も順次公開予定
「メタバース和歌山実行委員会」では、今後も和歌山の名所を紹介する360°VR映像を順次発表予定。白浜や高野山などの人気観光地から、海外からも関心の高い熊野古道などに焦点を当て、VR・メタバースを活用した観光DX事業の促進を試みていくという。
和歌山の魅力がたっぷりと詰まった「和歌山城 Kishu Ninja」をチェック!。
【和歌山360°VR観光動画】 和歌山城 Kishu Ninja Japan travel【4K高画質】動画:https://www.youtube.com/watch?v=xiTwdFBF8Ks
メタバース和歌山公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCktNO3iCZRxvOAWI4mNRLVA
(佐藤 ひより)