メリーデイズが運営する、滋賀の観光庭園「English Garden ローザンベリー多和田(以下、ローザンベリー多和田)」に、バラのシーズン到来!同施設内にあるイングリッシュガーデン「バラと宿根草の庭」では、約400種類のバラが咲き誇る。
バラの主な植栽エリアをチェック
ガーデンに咲き誇る美しいバラをはじめ、同施設内ではローズアフタヌーンティーやローズスコーン、アロマハンドバスなど、五感で楽しむことができるバラの魅力がいっぱい。まずは園内の、バラの主な植栽エリアをチェックしていこう!
自生していた木々や借景を取り込んだ美しいメインガーデン「バラと宿根草の庭」では、レンガのパーゴラに植栽されたバラのトンネル、バラの小路、アンブレラ仕立てのバラなどが楽しめる。施設全体で約400種類、約1,000株のバラが植栽されている。
「ローズガーデン」は、イングリッシュローズが約60種類180株植栽されており、色とりどりのバラが見渡せるように低く手入れされているのが特徴。ハーブや宿根草がバラの美しさを惹きたて、周りを囲む柵にはツルバラが植栽されており、背景の山と調和した見事な風景を創り出している。
新しく置かれたベンチで記念写真もおすすめだ。
「アジアンローズガーデン」は、世界的なバラ研究家・上田善弘氏が収集した中国、ラオス、インド、日本の貴重な野生種を中心に植栽したエリア。花の色が移ろうロサ・キネンシス・スポンタネアなど、珍しいバラを目にすることができる。
朝のガーデンやバラのメニューにも注目
また、バラシーズンを迎えた今、早朝入園時間7:00~9:30には、バラの香りや色が1番美しいと言われる朝のガーデン散策を楽しむことができる。朝露で輝くバラの風景は格別で、写真撮影にもおすすめの時間帯だ。
早朝入園料は1,200円。5月18日(土)・19日(日)・25日(土)・26日(日)には、4日間限定の英国式ブレックファストも用意されている。
さらに、園内の「TEA PASTRIES」では、英国の老舗ティーハウス「ファーラーズ」のレイクランドスペシャルを使ったローズミルクティーや、甘酸っぱいローズと木苺のスコーンなど、バラのメニューを提供中。お土産としても人気のスコーンは数量限定だ。
「ローザン鉄道ミルキーウェイ」には、100種類のつるバラが植栽された約100mのバラのトンネルが。電車で走り抜けるバラのトンネルは、世界的にも珍しく、華やかな香りに包まれるバラの旅を楽しむことができる。乗車料金は、片道でおとな500円・こども300円。
バラを使った癒しの体験も
バラを鑑賞したあとは、「クラフト体験工房」にて優雅なバラの香りに包まれるローズアロマハンドバスで癒しの時間を堪能。アウトバスには、ブルガリア産ダマスクローズを使用したハンドクリームで保湿ケアもできる。体験料は1,350円だ。
1人の女性が思い描いた夢の庭
専業主婦だった1人の女性・大澤惠理子氏が、「いつか自分の庭を造りたい」と想い続けたい夢を叶えるため、2003年、コンクリート会社の採石場跡地と出会い庭造りをスタート。長い長い歳月を経て、「ローザンベリー多和田」はようやく2011年にオープンを迎えた。
近年耳にする「サスティナブルな庭」という考えもない時代、小さな山野草や立ち枯れのアジサイやユリの姿に美しさを共感されないこともあったとのこと。大澤氏は、自分が描く庭と求められる庭の姿に悩み、試行錯誤を繰り返してきたという。
そして、開拓20年を迎えた2023年には、年間約25万人の来場を記録。2025年に開催される「第20回世界バラ会議in福山大会」の公式ポストツアー先にも選ばれ、「ローザンベリー多和田」はさらに注目を集めている。
「ローザンベリー多和田」の公式YouTubeチャンネルでは、「バラと宿根草の庭」の昨年の朝のガーデンの様子を公開中。この機会に、「ローザンベリー多和田」で、シーズンのバラに囲まれた華やかなひと時を過ごしてみては。
■English Garden ローザンベリー多和田
住所:滋賀県米原市多和田605-10
営業時間:10:00~17:00
⼊園料:おとな(中学生以上)2,200円~、こども(4歳以上)1,300円~、3歳以下無料
※上記料金は5月18日(土)~6月16日(日)のシーズン料金
※繁忙期やシーズンにより料金に変動あり
休園日:毎週火曜日、年末年始
※バラシーズン5月21日(火)・28日(火)、6月4日(火)・11(火)は臨時営業
HP:https://www.rb-tawada.com
YouTube:https://youtu.be/wfec72Bbk2w
(佐藤ゆり)