「こころことばアカデミー」は、5月24日(金)15:00より、“まるでキャンプ場のような子ども食堂”「原四つ角こころ子ども食堂」を実施する。
子どもたちに居場所を提供する「子ども食堂」
日本の子どもたちの中には、心の問題を抱えている子もいる。自殺やいじめが過去最多の数となっているのは、日本の大きな社会課題だ。また、子ども達の成長を支援する大人たちの中にも心の問題を抱えている人もおり、教職員の精神疾患の数も過去最多となっているという。
このような状況であるものの、子どもたちの心を育む場所、心の居場所がすくなく、孤独を感じている子ども達が沢山いる。子ども食堂は、たくさんの子ども、そして親がホッと一安心できる場所を提供するために運営されている。
キャンプ場のような場所でカレーを楽しもう
日本国内では現在、子ども食堂の数は増えている。子どもの居場所作りが活発になっている中、「こころことばアカデミー」は、子どもたちがもっとのびのび楽しめる子ども食堂を目指すことに。一般的な子ども食堂は公民館や一般施設など、机がずらっと並んだ場所で行われることが多いが、「原四つ角こころ子ども食堂」は、まるでキャンプ場に来たような場所で実施している。
子どもたちが肩を寄せ合い、対話しながらおいしいご飯を食べる。そうすることで、子どもたちにとって自然と心が落ち着く、ホッとできる場所となるだろう。また、手作りのカレーを提供するため、キャンプ場で食べるキャンプカレーさながらの食事ができるのも、子どもたちにとっては楽しみの1つとなるはずだ。
「原四つ角こころ子ども食堂」概要
「原四つ角こころ子ども食堂」は、5月24日(金)15:00開場。16:00から食事の提供を開始する。終了は18:00を予定しているが、食事がなくなり次第終了となる。当日の予約は不要だ。
対象となるのは、幼児、小学生、中学生および同伴の保護者で、保護者のみの来場は不可となっている。食事代は子どもも保護者も無料だ。
心のチカラを育む「こころことばアカデミー」
「こころことばアカデミー」は、心のチカラ(非認知能力)に特化した対話型の学び舎。主に非認知能力に関する「コミュニケーション」「オリジナリティ」「マネジメント」「ホスピタリティ」の4つのチカラを育むことを目指している。このチカラは世の中を席巻するAIや人工知能に代用できないチカラであり、これからの時代に非常に重要なもの。これからの社会で人間に求められる非認知能力を育み、子どもの成長を導く。
机と椅子がズラッと並び、先生が生徒に一方通行で授業をする従来の教育ではなく、芝生の上で自由にのびのびと対話ができる空間でカリキュラムを実施。計算問題を解く、歴史を覚えるなどのインプット教育は一切なく、SDGsの17個の課題をテーマに、課題解決をどうやって行うのかを対話しながら考えていくアウトプット教育を行っている。
キャンプ気分で楽しく食事が楽しめる「原四つ角こころ子ども食堂」に足を運んでみて。
■原四つ角こころ子ども食堂
会場:こころことばアカデミー
所在地:福岡県福岡市早良区原5-1-3
詳細URL:https://kokorokotoba.com/about-us-2-2
「こころことばアカデミー」公式サイト:https://kokorokotoba.com
(田中彩文)