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「東京山側DMC」が、探究型自然体験学習スクールに加えアドベンチャートラベルを展開

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今年1月に設立された「東京山側DMC」は、地域特化型で旅行業に携わる会社を意味する「DMC (Destination Management Companyの略称)」という観光業界で使われている用語が社名の由来になっている。

そんな同社が、新たなビジネス領域に進出。アドベンチャートラベル事業を本格化する。

探究型自然体験学習スクールを展開


これまで「東京山側DMC」は、地域の課題の解決を手掛けるために、「民間行政」という位置付けで、2021年にフォースウエルネスを設立。東京山側のフィールドで、探究型自然体験学習スクールを展開してきた。

子どもたちが楽しむのはもちろんだが、「意欲の根っこ」「非認知能力」「自己肯定感」を高めることが、探究型自然体験学習スクールの狙いだ。講師は国際基準の野外教育の資格を保持しており、1回目の体験学習を開催してから2年目で、年間2万人が参加する規模に成長した。

そのほかにも、地域の清掃活動である「東京山側リバークリーンナップ」や、市民が抱えるちょっとした困りごとや事業運営上の課題を解決する「東京山側地域活動・ボランティア活動協議会 地域課題解決会議」も行ってきた。

アドベンチャートラベル事業を本格化


そして今回、「東京山側DMC」では、探究型自然体験学習スクールだけでなく、アドベンチャートラベル事業を本格化していく。

アドベンチャートラベルは、世界で72兆円規模の産業であり、年平均13.6%の成長率で伸び続けるといわれている。現在の日本のアドベンチャートラベル市場規模は2.3兆円程度だが、世界の旅行・観光競争力ランキングで日本は1位となっており、今後20兆円には到達するといわれている。日本において数少ない成長産業だ。

また、アドベンチャートラベルの展開だけではなく、今後のチャレンジとして、「世界から日本に向く『矢印』をキャッチできる人財を育てる学校」を創ることを目指している。

同社の事業が、教育を通し、子どもが抱える悲しみや苦しみを減らす。子どもたちが生き抜く力をつける。世界中から日本へ「矢印」が向くようになり、世界全体もよくなっていく。そのような社会の実現を目指していくという。

探究型自然体験学習スクールや、今後公開されるアドベンチャートラベルのプログラムについては、「東京山側DMC」公式サイトをチェックしてみて。

また、訪日旅客向けアドベンチャートラベル(スルーガイド育成事業、ツアー造成等)の開発や、地域課題解決に関するアドバイザリーサービスについての問い合わせは、「東京山側DMC」公式サイトの問い合わせページから受け付けている。

東京山側DMC公式サイト:https://mt-tokyo.com

(江崎貴子)

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