創業60年のフジクレールワイナリーは、山梨県北杜市明野町にある自社圃場・北杜明野ヴィンヤードで栽培したブドウを使ったワイン『百千(ももち)シリーズ』を6月10日(月)より発売。
日本の食卓に合う美味しいワインを
山梨県甲州市勝沼町のフジクレールワイナリーは、日本ならではのワインを求めて、1990年秋から本格的なワイン醸造をスタート。以来、「良いワインは、良い葡萄から」を合言葉に、自社圃場に加え契約生産者と信頼関係を築きながら、葡萄づくりとワイン造りに取り組んでいる。日本で育った葡萄を100%使用し、その個性を余すところなく引き出した「日本のワイン」を目指し、「日本の食卓に合う美味しいワイン」を追求している。
明野から生まれた革新的なワイン
山梨県北杜市明野町は標高1704mの茅ヶ岳山麓に位置しており、夏は涼しく、冬は寒冷な気候が特徴。日本一の日照時間と言われており(2,600時間超)、ブドウの生育に適度な日照時間が確保されている。
「フジクレールワイナリー」は、明野町に複数の自社圃場を管理し、自社スタッフが栽培を担当。圃場ごとに日当たりや土壌を考え品種を選定し、量より質を重点において、広い面積に十分な間隔をとってブドウを栽培している。栽培はほとんどが手作業によって行われ、1年を通じて適切に管理することで、安心で美味しいブドウが育っていく。
ワイン用ブドウのために開墾されたと言える「北杜明野ヴィンヤード」は、出来上がるワインをイメージして栽培管理を進める理想的な環境。ここで生み出されるワインはバラエティと個性豊かな味わいとなり、特別なハーモニーを奏でてくれる。
フジクレールワイナリーの上位クラスのワイン
革新的な『百千シリーズ』は、先進的なワイン造りのアプローチを採用し、ブドウの味わいを純粋に表現し、その収穫年の個性を大切にしている。味わいを最優先した高い品質のワインのみ「百千」の名前を冠することができる。
これまで展開してきた「フジクレール」「クラノオト」「LADY beetle」のさらに上位クラスのワインを目指し、ボトルには高級感のあるエレガントなデザインが施されている。
3年をかけて辿り着いた百千シリーズの第一弾
『百千シリーズ』の第一弾として、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン2種、シラーの4つがラインナップする。
「明野シャルドネ2022」4,840円(税込)は、2.5カ月樽熟成し、野生酵母発酵、無濾過、無補糖、無補酸という、可能な限り自然な状態で醸造したワイン。
「明野カベルネ・ソーヴィニヨン2020」6,600円(税込)は、27カ月の長期樽熟成による口当たりの良いワイン。数量限定品のため、直営店舗・オンラインストアでのみ販売される。
「明野カベルネ・ソーヴィニヨン2021」6,600円(税込)は、樽熟成18カ月、無濾過、無補糖、無補酸で醸造し、ブドウの凝縮感が詰まったワイン。
「明野シラー1st 2022」4,400円(税込)は、シラー畑から収穫されたファーストヴィンテージ。樽熟成5カ月、無補酸で、エレガントな味わいを目指したワイン。
『百千シリーズ』は、フジクレールワイナリー 甲州勝沼ワイナリー内ショップ、直営オンラインストア「暮らしとワインのマルシェ」にて販売する。ただし、「明野カベルネ・ソーヴィニヨン2020」は、数量限定品のため、直営店舗・オンラインストアでのみ販売される。
フジクレールワイナリーが3年をかけて辿り着いた『百千シリーズ』のワインを味わってみては。
暮らしとワインのマルシェURL:https://kurashiwine.com/
(山本えり)