「サスティナブルな社会の実現」をミッションに掲げるフードテックベンチャーのASTRA FOOD PLANは、7月1日(月)より、「タマネギぐるりこ」を使用した「オニオンスープブレッド」を、高級食パン専門店「考えた人すごいわ」で店舗を拡大して販売開始する。
「オニオンスープブレッド」の販売店舗を拡大
「タマネギぐるりこ」を使用した「オニオンスープブレッド」1,200円(税込)は、オニオンスープの風味を高級食パンの生地におり込んだ、くちどけの良いしっとりとした食パン。
フレッシュなオニオンも贅沢に使用した、今までにないハートいっぱいに広がるオニオン食パンだ。玉ねぎの香りが芳醇に口の中に広がり、チーズとベーコンが味に深みを醸し出している。
そんな「オニオンスープブレッド」は、5月1日(水)より「考えた人すごいわ」清瀬店のみで1日20本限定で販売。
売れ行きが好評だったことや、「考えた人すごいわ」を運営するオーネスティグループが、ASTRA FOOD PLANが目指す循環型の社会に共感し「ぐるりこ」を世に広めたいとの想いから、この度販売を拡大。新たに横浜菊名店・西国分寺店・ブレッドパーク名取店・plusふじみ野店・品川中延店にて取り扱いを開始することとなった。
「タマネギぐるりこ」とは
「タマネギぐるりこ」は、フライドオニオンやソテーオニオンのような香ばしい風味が特徴。
市販品の135倍もの香り成分があり、サラダやカレーなど、料理にふりかけるだけで、簡単に玉ねぎの芳醇な風味をアクセントとして楽しむことができる。
原料となっている玉ねぎの端材は、吉野家ホールディングスの野菜加工センターで牛丼用の玉ねぎを下処理する際に発生した、環境に優しいアップサイクルパウダーとなっている。
ASTRA FOOD PLANでは、原材料に「ぐるりこ」を使った商品のパッケージやプライスカードなどに「ぐるりこマーク」を表示する取り組みを実施。
「ぐるりこマーク」を通じて、一般消費者にアップサイクルの認知を広げ、「エシカル消費」に繋げる狙いだ。
ASTRA FOOD PLANでは、「ぐるりこマーク」を付与した様々な食品企業から販売される商品を「ぐるりこシリーズ」と呼び、ストーリーなどの発信を行っている。
「かくれフードロス」問題の解決に貢献
6月21日(金)に消費者庁や農林水産省などから発表された推計(※)によると、2022年度の食品ロス発生量(推計)は、前年度から51万トン削減。過去最少の472万トンとなった。
一方で、経済損失は約4兆円あり、一般的な「食品ロス」に含まれない「かくれフードロス」は約2,000万トンあると言われている。ASTRA FOOD PLANでは、食品廃棄の課題を抱える事業者や生産者、食品メーカーと連携して「かくれフードロス」の削減を行い、循環型フードサイクルの構築を目指している。
かくれフードロスの貢献にもつながる「オニオンスープブレッド」を、チェックしてみて。
考えた人すごいわ公式サイト:https://sugoi-bread.com/
(※)令和4年度の事業系食品ロス量が削減目標を達成!
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/240621.html
食品由来の廃棄物等2,402万トンうち可食部分と考えられる量523万トン※いわゆる「食品ロス」(令和3年)
https://www.env.go.jp/content/000228890.pdf
(丸本チャ子)