兵庫県姫路市の取り組みとイベントを紹介!デジタルツールを活用したボランティアスタンプラリー「ボラスタ!inひめじ」と、手柄山温室植物園で開催される「危険生物展」について、それぞれ詳しく見ていこう。
ボランティアスタンプラリー「ボラスタ!inひめじ」
■「ひめパス」を活用したデジタルスタンプラリー事業
姫路市は、新たな事業として、デジタルツールを活用したボランティアスタンプラリー「ボラスタ!inひめじ」をスタートする。同取り組みは、現在姫路市が運用する姫路市民アプリ「ひめパス」を活用したデジタルスタンプラリー事業。センターが指定するボランティア活動に参加した人にデジタルスタンプを付与し、スタンプ付与数に応じた応募により、センターオリジナルの活動履歴証明書を発行する。
NPO法人や市民活動団体の高齢化が進むなか、担い手不足が大きな課題となっている。そこで、デジタルツールを活用したスタンプラリーの実施とオリジナル活動履歴証明書の発行により、市民活動やボランティア活動を始めるきっかけづくりや継続的な活動へのモチベーション向上を図り、幅広い世代によるボランティア活動を促進するのが狙いだ。
■対象となる活動
対象となる活動は次の通り。「ハジメのイッポ」は初心者向けボランティア体験プログラムで、実施時期は通年。「ひめじ夏のボランティア体験(夏ボラ)」は学生向けボランティア体験イベントで、実施時期は8月中。「ひめじdeボランティア『ひめボラ』」は全世代対象ボランティア体験イベントで、実施時期は11月中、今年度の参加者募集は9月初旬開始予定。「ひめじdeボランティア『ひめボラ市』」はボランティア団体・施設との1dayふれあいイベントで、11月3日(日)開催予定となっている。
対象とする活動の参加対象者は、各体験メニューにより異なる。希望者は、あらかじめ姫路市民アプリ「ひめパス」のダウンロード・ユーザー登録が必要だ。同アプリは、姫路市民以外も登録可能となっている。
■スタンプラリー参加の流れ
スタンプラリー参加の流れは、まず「ひめパス」をダウンロードし、利用者登録したのち、アプリ内の「ボラスタ!」メニューにアクセスすると自動的に参加登録される。その後、センターが指定する活動に参加。活動参加後、アプリから体験先のQRコードを読み取りスタンプを獲得する。スタンプが年度中に2個以上たまるとアプリから活動履歴証明書の応募が可能になるので、3つのデザインから1つ選んで応募すると、後日、センターから活動履歴証明書が届く。
運用開始予定日は8月1日(木)。「ひめパス」アプリ内の「ボラスタ!」メニューは7月下旬から公開予定だ。アプリメニューの公開開始日や操作方法など、詳しくはセンター公式ホームページ「市民活動ネットひめじ」にて順次案内される。
■オリジナル活動履歴証明書は3種類
オリジナル活動履歴証明書は、応募時点での当該年度中または前年度中のボランティア活動履歴(活動日、活動先団体名、活動内容)を一覧にし、その活動履歴を証明するもの。デザイン3種類から1つ選んで応募できる。うち、2種類は毎年度デザインが変わる。
その他のメリットとして、紙の活動履歴証明書とは別に、アプリから活動履歴書のブラウザ表示も可能となっている。「ボラスタ!」に参加することで、対象となる活動の活動履歴がスタンプとして残るため、自身の活動記録として活用できる。
スタンプラリーで楽しく地域貢献しながら、オリジナル活動履歴証明書を手に入れてみては。
ボラスタ!inひめじ詳細:https://himejion.jp/news/entry-6552.html
ひめパスダウンロード:https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000021696.html
手柄山温室植物園で「危険生物展」開催
姫路市の手柄山温室植物園では、ウツボカズラやハエトリソウを中心に、植物園で育てた食虫植物を約100点展示する「危険生物展」を開催する。
■開催概要
開催日時は、7月20日(土)〜9月1日(日)の午前9時〜午後5時で、入園は午後4時30分まで。ただし、金曜日は休園。
主な展示植物は、サラセニア、ハエトリソウ、ウツボカズラ、モウセンゴケ。
レストハウス「花の家」では、各種食虫植物を販売する。
■ハエトリソウに触れる体験も
7月20日(土)〜8月11日(日)の間の毎週土曜日・日曜日の午前11時からは、展示説明会を開催。各回、小学生以下限定でハエトリソウに触れる体験ができるので、夏休みの思い出に参加してみては。
危険生物展詳細:https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000027752.html
(suzuki)