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【山口県下松市・周南市】移動スーパー「とくし丸」12・13号車開業、販売パートナーが“見守り隊”に

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リテールパートナーズのグループ会社である丸久は、移動スーパー「とくし丸」12・13号車を、7月31日(水)に開業した。これにより、全国47都道府県で実績のある「とくし丸」のノウハウ(手法)を取り入れ、より多くの買い物難民を支援する。

移動スーパー「とくし丸」について

移動スーパー事業を展開するとくし丸は、買い物難民を支援するため2012年に設立された。2016年からはオイシックス・ラ・大地の子会社となり、事業を推進している。

地域のスーパーマーケットと契約した販売パートナーと呼ばれるオーナー経営者(個人事業主)が地域の提携スーパーマーケットの商品を選りすぐり、約400品目1200点の商品を冷蔵機能を備えた軽車両に積み込み、利用者の自宅まで出向き、商品を販売している。今年5月末時点で、全国で1,173台が稼働中だ。

買い物難民の買い物を支援


7月31日(水)には、移動スーパー「とくし丸」(丸久12・13号車)の出発式が、山口県下松市にあるアルク下松店にて開催された。

身近な商店の減少や高齢化の進行等により、近隣に店舗がなく、交通手段がないなどの理由により、日常生活に必要な食料品・日用品等の購入が困難な地域で、いわゆる買い物難民の買い物支援を行うとともに、見守り活動を地域と連携しながら進めていく。

販売パートナーが“見守り隊”に

「とくし丸」12・13号車は、基本的に週2日利用者の元へ訪問をするため、“見守り”も兼ねることができる。利用者の体調不良を見つけた際は連絡をするなど、行政との連携も進めているという。“買い物”を通じて「とくし丸」の販売パートナーが“見守り隊”となり、地域貢献できるよう努めていくとしている。

左から12号車オーナー工藤さん、13号車オーナー宮本さん

アルク下松店を拠点に「とくし丸」12号車が販売に回るのは、下松市の「生野屋・河内・笠戸島」エリア。月・木曜日は生野屋・西豊井・昭和町エリア、火・金曜日は河内・若宮町・桃山町エリア、水曜日は東豊井・笠戸島・新川エリアを訪問する。

アルク生野屋店を拠点に「とくし丸」13号車が販売に回るのは、下松市・周南市の「東陽・来巻・呼坂」エリア。月・木曜日は呼坂・清光台町エリア、火・金曜日は東陽・来巻・小松原エリア、水曜日は東陽・樋口・鶴見台エリアを訪問する。

丸久がスタートした移動スーパー「とくし丸」事業に、今後も注目だ。

リテールパートナーズ:https://retailpartners.co.jp
丸久:http://www.mrk09.co.jp

(江崎貴子)

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