千葉県成田市にある観光牧場「成田ゆめ牧場」は、夏の催し目白押しのイベント「YUMEBOKU SUMMER FESTIVAL」を8月下旬まで開催中だ。
“子どもの大好きな夏”が牧場に大集合
「成田ゆめ牧場」は、牛やヤギ、ウサギといった様々な動物とのふれ合い、牛の乳搾りやバター作りなど牧場ならではの体験、トロッコ列車や釣り堀、芝すべりなどのアクティビティが楽しめる観光牧場。創業の明治20年から137年にわたって牛乳づくりに向き合い続け、自社で飼養する乳牛から搾乳した牛乳をもとに乳製品の企画・製造・販売までを一貫して展開する6次産業化を実現し、質の高い乳製品を届けている。
「成田ゆめ牧場」では、目玉コンテンツであるひまわり畑に加え、全身ずぶ濡れになって涼がとれる水遊び広場や、冷房の効いた室内での蟲展も開催している。8月からは「猛暑日サービス」もスタート。熱中症対策をしながら、夏らしい体験をお得に楽しむことができる。
Tallひまわり畑で黄金の海に飛び込もう!
SUNFLOWER OCEAN「Tallひまわり畑」では、大人の背丈がすっぽりと隠れるほどの大きなひまわり「ハイブリッドサンフラワー」が8月下旬頃まで全7会場で咲き誇る。期間総数は約11万本で、各会場のひまわりの開花本数は約15,000~20,000本。太陽の光に照らされてキラキラ揺らめく水面のごとく、一面黄金の景色が広がる。
特に、高さ約2メートルの見晴台からの眺めは圧巻。ひまわり畑を散策した後は、ひまわりの上に立ち、ひと夏のみ現れる黄金の大海原を堪能しよう。
SUNFLOWER OCEAN「Tallひまわり畑」の料金は300円(牧場入場料金別途)で、3歳以下と犬は無料。
また、今年のテーマ「ひまわりの海」にちなみ、海辺を想わせるボートや、パラソル、サーフボードパネルなどのフォトスポットも設置。ほかにはない装飾と共に、同施設ならではの撮影が可能だ。
全身ずぶ濡れで楽しめる水広場
普段はピクニックやボール遊びなど多目的に利用可能な芝生スペース「エーカー広場」は、この夏、水遊びができるプレイグラウンド「ガーとブブのじゃぶじゃぶ水広場」に変身。牛乳パック型のスプリンクラーや、夏らしい虹の散水バルーン、水が降り注ぐトランポリンなども用意している。全身ずぶ濡れで飛び跳ねよう!
「ガーとブブのじゃぶじゃぶ水広場」の料金は無料。「パドルシップ」は、土日祝のみ、1回500円で楽しめる。
暑い日にピッタリな「ひんやりドリンク」も登場
8月1日(木)からは、「YUMEBOKU SUMMER FESTIVAL」限定で、牧場の夏をイメージした緑、青、黄の見た目も味も爽やかなドリンクが登場。
ピザタイムで「ホエイレモンソーダフロート」、ファームカフェで「青空クリームソーダ」、プライムハウスで土日祝お盆期間のみ「メロンソーダフロート」を、各680円(税込)で販売している。クラッシュした氷やしゅわしゅわ弾けるサイダーがベースになっており、酪農歴137年の牧場が作るソフトクリームやミルクジェラートを上にトッピング。約500mlの大容量なので、飲みごたえもバッチリだ。
世界のカブト・クワガタなどを展示
ビッグバーンで開催中の「まきばの蟲展」では、ヘラクレスオオカブトやニジイロクワガタなど、世界のカブト・クワガタ、毒をもったタランチュラ・サソリなど、常時20種類以上の虫を生態説明パネルと共に展示。
インドネシア・マレーシアなどに生息する「アトラスオオカブト」や、
アジア熱帯域に生息する「アジアンフォレストスコーピオン」などと実際に会うことができる。
館内は冷房を完備しているため、涼しい室内でじっくり観察が可能だ。料金は200円で、2歳以下は無料。なお、生体は予告なく入れ替えとなる場合もある。
猛暑日サービスでお得に牧場の夏を満喫
「成田ゆめ牧場」は、冷房の効いた屋内の休憩施設や動物ふれあい施設、レストランなども完備しており、暑さを避けて1日過ごすことができる施設が充実している。
猛暑日の来場促進として、8月から来場当日の最高気温が35℃以上の場合、入場料金を一律500円割引とする「猛暑日サービス」も実施中。準拠予報は、天気情報サイト「ウェザーニュース」の来場当日朝8時時点の「成田市名木」の最高気温。公式サイトの専用フォームに入力し、完了後の画面を入場窓口にて提示することで割引価格となる。涼みながら楽しめるサービスを有効に活用しよう。「猛暑日サービス」は9月1日(日)まで。
「成田ゆめ牧場」で、夏を存分に満喫してみては。
■成田ゆめ牧場
住所:千葉県成田市名木730-3
HP:https://www.yumebokujo.com
猛暑日サービス詳細ページ:https://www.yumebokujo.com/?page_id=46088
(山本えり)