防災の専門会社「SAKIGAKE JAPAN」と、「アクアイグニス仙台」を運営する「仙台 reborn」、スポーツを通じた社会課題解決を目指す「イースリー」は、9月1日(日)、「アクアイグニス仙台」では初となる、スポーツと防災をかけ合わせた親子向けのイベント「防災スポーツフェスタ in 仙台」を実施する。
参加できる子どもの対象は、小学校低学年~中学生。参加者が自然と防災知識を身につけられるように設計されたイベントとなっている。
親子で参加できる企画も実施
早速、当日行われるイベントをチェックしていこう。
「運動・スポーツの『土台づくり』、走る技術を身につける!タニラダー特別講習会」では、元サッカー日本代表の谷真一郎氏が、自身が開発した走るスピードを上げるメソッド「タニラダー」の特別講習を行う。
神経系が最も発達し、「習得のゴールデンエイジ」と呼ばれる12歳前後までに的確なトレーニングを行って正しい姿勢や俊敏性を身につけることで、子どもたちはその後スピードの向上など、運動能力をさらに伸ばしていけるようになるという。
開催時間は、10:30~11:45/13:00~14:15/14:30~15:45で、定員は各回50名。当日受付も行われるが、事前申込をした人が優先案内となる。参加申し込みフォームから申し込もう。
参加費は1,000円(税込)で、当日支払い。開催場所は「アクアイグニス仙台」芝生エリアだ。
「有事の時に知らなきゃ怖い!親子で防災クイズ」では、防災標識クイズを中心に、どのような自然災害が発生しうるのかや、避難方法、避難場所などを学ぶ。開催時間は、11:00~11:40/12:00~12:40/13:30~14:10/15:00~15:40 /16:00〜16:40。場所は、「アクアイグニス仙台」本館1Fイベントスペースだ。
参加費は無料で、当日受付が行われる。
「親子で『アクアイグニス仙台』を防災探検!クイズラリーで歩きながら学ぶ」は、アクアイグニス仙台の敷地内を歩きながら防災に関して楽しく学べるクイズラリー企画。すべて正解した人には、防災グッズがプレゼントされる。
開催時間は、10:00〜17:00で、16:00最終受付。受付場所は、「アクアイグニス仙台」施設内レストラン「グリーチネ」となりの特設会場だ。参加費は無料で、当日随時受付が行われる。
「『もしもまきまき』で考えてみよう!災害イマジネーション」にも注目だ。「もしもまきまき」とは、防災を専門とする東京大学の目黒公郎教授が考案された災害状況を想像する力(災害イマジネーション)を高めるツール「目黒巻」のキッズ版。災害時の状況を想像することで、災害前に必要なものが何かわかるはずだ。
開催時間は、10:00~17:00で、「アクアイグニス仙台」施設内レストラン「グリーチネ」となり特設会場で実施。参加費は無料で、当日随時受付が行われる。
イベントの開催背景について
自然災害の多い日本列島。2024年は年始から能登半島地震をはじめ各地で規模の大きな地震が発生したり、本州を大型の台風が襲ったりするなど、災害関連のニュースが絶えない。日頃から「防災」に関する情報収集を行い、家族内で話し合っておくことが大切だ。
ただ、2023年に発表された、小学4年生~中学3年生の子どもを持つ保護者を対象にした「子どもがいる家庭の防災意識に関する実態調査(※)」によると、子どもの防災意識が低いと感じている保護者は全体の32.2%。子どもの防災意識が低い理由として、「自分事としてとらえられていない」という回答が最も多くみられたという。また、子どもと防災について話し合えている家庭は全体の43.4%と、半数以上の家庭では、子どもとの防災についての対話機会を創出できていない実態があったそう。
そこで、9月1日の「防災の日」、次世代を担う子どもたちとその親が一緒に防災について楽しく学ぶ防災教育の機会をつくるべく、「防災スポーツフェスタ in 仙台」を開催することになったという。
「防災スポーツフェスタ in 仙台」で、防災について楽しく学んでみては。
■防災スポーツフェスタ in 仙台
日時:9月1日(日)9:00~17:00
会場:アクアイグニス仙台
住所:宮城県仙台市若林区藤塚松の西33-3
申し込みフォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/446c7fb5318293
※出典:株式会社明光ネットワークジャパン、2023年8月31日「子どもがいる家庭の防災意識に関する実態調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000071552.html
(ソルトピーチ)