介護施設への食事の提供を展開する島根県浜田市の「ほほえみライフ/齋藤アルケン工業」は、島根県立矢上高校「食と農研究会」の生徒と共同で、介護施設の新たなメニューとして栄養価の高いカレーレシピを開発。今回、そのカレーをレトルトにした「体にやさしい“まご”のまごころ豆カレー」を、敬老の日である9月16日(月)の10:00~11:00に「ショッピングセンター アベル」にて販売する。希望小売価格は1個800円(税別)。
地域社会に貢献する多角的な事業を展開
「ほほえみライフ/齋藤アルケン工業」は、「私たちは人々の困ったを解決し、『ありがとう』を創造する」を経営理念とし、地域社会に貢献する多角的な事業を展開している。
介護事業部では、ケアマネージャーによる居宅介護支援や福祉用具の貸与を通じて、高齢者の快適な生活をサポート。内装事業部では安全で快適な住環境を提供するための改修工事を手がけ、環境事業部ではリユース食器のレンタルを通じて地球環境の保全にも取り組んでいる。
また、食品事業部では、高齢者施設向けの調理済み食品の販売や買物弱者支援事業を展開。地域の食の安全と健康を守ることにも注力しており、地域で信頼され頼られる企業を目指している。
高齢者に人気のカレーの新レシピを高校生と開発
同社では、コロナ禍で介護施設内の催しもなくなり、楽しみも減ってしまった介護施設の入居者に少しでも元気になってもらうため、昨年、島根県立矢上高校の「食と農研究会」の1~3年生18名と共同で介護施設の人気メニューであるカレーの新たなメニュー開発に取り組んだ。
そして、「食と農研究会」のアイデアをもとに、スパイシーでありながら辛くない新感覚の豆カレーが誕生した。
このカレーを、高齢者や一般の人にも食べてもらえるように、「体にやさしい“まご”のまごころ豆カレー」として数量限定で商品化し、敬老の日に「ショッピングセンター アベル」にて矢上高校「食と農研究会」生徒による販売イベントを行う。
タンパク質・カルシウム不足を解決
「体にやさしい“まご”のまごころ豆カレー」は、高齢者の健康問題を考えた、タンパク質が豊富な大豆カレー。隠し味には、癖がなく、カルシウム、タンパク質が豊富なマトウダイの未食部分の粉末を使用している(カルシウム181,158mg/100gあたり、タンパク質34.2g/100gあたり)。
マトウダイは、浜田漁港で年間100トン近く水揚げされ、地元では淡白な白身フライなどで馴染みのある魚だが、マトウダイの身を処理した頭と骨の部分は70%もあり、ほとんどが破棄されている。
このマトウダイの未食部分の粉末をカレーに活用して、タンパク質不足、カルシウム不足の高齢者の健康課題を解決するカレーメニューを開発。マトウダイの粉末の量は、75歳以上の女性の1日の推奨カルシウム量620mgを一食で摂取できるように調整している(※)。祖父母へのプレゼントにもおすすめだ。
今後は、「ショッピングセンター アベル」をはじめ、浜田市内のスーパー(キヌヤ、ダップス)各店や道の駅などで取り扱いがスタートするほか、矢上高校内の学園祭や産業祭などの行事での販売も予定しており、高校生の思いの詰まった大豆カレーをより多くの人に届けていく。「ほほえみライフ/齋藤アルケン工業」の通販サイトでも販売しているので、チェックしてみて。
敬老の日は「ショッピングセンター アベル」を訪れて、高校生のアイディアが詰まった「体にやさしい“まご”のまごころ豆カレー」を手に入れてみては。
ほほえみライフ/齋藤アルケン工業通販サイト:https://hohoemilife.shopselect.net
ほほえみライフ/齋藤アルケン工業HP:https://hohoemilife-shimane.com
■ショッピングセンター アベル
住所:島根県邑智郡邑南町矢上996
※厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)参考 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html
(山本えり)