アルゼンチン出身で、フランス・マントンのミシュラン3つ星レストラン「ミラズール」のシェフであり、2019年の「The World’s 50 Best Restaurants」で1位を獲得したマウロ・コラグレコシェフが、9月24日(火)〜26日(木)に来日。東京・大手町にある同シェフのレストラン「CYCLE by Mauro Colagreco」にて、この秋限定の「フォレスト・メニュー」のスタートを飾る。
CYCLE by Mauro Colagrecoについて
「CYCLE by Mauro Colagreco」は、マウロ・コラグレコシェフの日本初のレストランとして、2023年10月にオープン。「ミラズール」でスーシェフを務め、マウロシェフと共に「The World’s 50 Best Restaurants」1位、ミシュラン3つ星を獲得した宮本悠平シェフがヘッドシェフを務める。
オープン当初より使い捨てプラスチックを使用しないなど、環境に配慮したオペレーションを行っているのも特徴。植物のエネルギーに焦点をあて、その成長に合わせて日々メニューが少しづつ変わり、食べても体が重くならず、透明感がありながら滋味深い食味に定評を得ている。
マウロ・コラグレコシェフは、2006年に、フランスのマントンで循環型ガストロノミーを開始。この料理運動は、自然とのつながりを再構築し、料理技術と社会へのコミットメントを両立させることを目指している。マウロシェフは、常に自然を尊重する選択をすること、新鮮で地元の季節に合わせた有機またはバイオダイナミック農法で育てられた食材を使用すること、土壌を再生させること、植物と動物の生物多様性を保つ調理方法を実践することなど、循環型ガストロノミーの原則をマニフェストにまとめ、命を尊重するガストロノミーを目指す取り組みを実施している。
季節の味わいを楽しめる「フォレスト・メニュー」
この度、「CYCLE by Mauro Colagreco」に、日本の豊かな森と、その中で見られる旬の食材にインスピレーションを得て作られた「フォレスト・メニュー」が登場する。季節の移り変わりを取り入れながら、9月24日(火)より数週間の間提供される。
ユネスコの生物多様性親善大使であるマウロ・コラグレコシェフは、料理を通じて環境保護活動を推進してきた。森林は、世界の多様な陸上生物の約80%が生息する場所であり、地球が提供する食用種の多様性を支えている。マウロ・コラグレコシェフとそのグループは、森林に敬意を払い、その多様性を維持する活動を支援している。
また、その森の豊かさを多くのゲストとわかち合う方法として、今回、キノコ、根菜、葉、ベリー、ナッツ、ジビエなど、日本の山や森で見つかる素晴らしい食材と、その生態系が提供する多様な味を表現するメニューを、「CYCLE by Mauro Colagreco」にて提供する。
たとえば、薪火でゆっくり火をいれた鴨に、いちじくの葉の香りをうつしたメイン料理「イチヂク、五穀米、恵鴨」は、まるで秋の収穫時に山になる無花果の木の下で焚き火をしているような、そんな里山の風景を思い起こさせる一品。そのような秋の自然の風景を味わうことができる品々が用意されている。
マウロ・コラグレコシェフ来日イベントを開催
今回、この秋限定の「フォレスト・メニュー」のスタートを飾る、マウロ・コラグレコシェフ来日イベントを開催。
日程は、9月24日(火)ディナー18:00~19:30(L.O.)、25日(水)・26日(木)ランチ11:30~12:30/ディナー18:00~19:30(L.O.)。
料理は「Menu Inspiration アンスピラシオン」35,200円(サ料10%別途)を提供。現在予約を受付中だ。
マウロ・コラグレコシェフの来日イベントで、秋の特別メニューを味わってみては。
■CYCLE by Mauro Colagreco
住 所:東京都千代田区大手町1丁目2番1号 Otemachi One 1階
営業時間:平日 17:00〜23:00(L.O.20:00)
週末・祝日 11:30〜15:00(L.O.13:00)/18:00〜23:00(L.O.20:00)
予 約:https://www.tablecheck.com/shops/cyclerestaurant/reserve
Webサイト:https://cyclerestaurant.com
Instagram:https://www.instagram.com/cyclerestaurant
(丸本チャ子)