ボーダレスな無料野外音楽フェス「ひときわ音楽祭2024」が、11月4日(月)12:00〜18:00に大阪・梅田エリアの中心地にある阪急サン広場にて開催される。
多様な人々が一緒になれる音楽祭
「ひときわ音楽祭」は、2022年三宮プラッツで初開催し、今年で3回目となる。今年は、万博をテーマとした共通ワークショップを実施する取り組み「HH EXPO」と連携して開催される。
障害の有無や年齢、ジャンル、表現方法に関わらず多様な人々が一緒になれるインクルーシブな無料音楽フェスである「ひときわ音楽祭」。好きなこと、得意なこと、身体的特性もひっくるめた、一人ひとりの“ひときわ”のちがいが響き合う体験を通して、人と人、人と社会がもっと仲よくなれるイベントだ。
ちがいが響き合うコラボステージ
「ひときわ音楽祭」では、ちがいが響き合うコラボレーションステージが多数用意されている。
「ちがいが響き合うステージ&トーク」では、障害の有無や年齢、国籍などにとらわれず、さまざまなアーティストがステージを飾る。ときには音楽に魅了されてステージと客席が一体となって盛り上がる。
パフォーマンスのあとは、アーティストのことをもっと知りたいという想いに応えてトークが行われ、どこよりも人と人が近いステージを目指している。
また、演奏後の盛大な拍手だけでは伝えられない想いや、「君のことをもっと知りたい」「仲よくなりたい」というメッセージを、ファンカードに記入して送り合える仕掛けを用意。
ポストに投函されたファンカードは後日、本人に届けられる。
多数の豪華アーティストが出演
ステージには、手話エンターテイメント発信団oioi ザ・オイオイズや、奇妙礼太郎、CHEHON、脳性麻痺のバイオリニスト・式町水晶、難病ALSのEYE DJ特攻一番機、インクルーシブダンスパフォーマンスチーム DIVERzなど、今年も障害の有無に関わらず多様なアーティストが出演。また、それぞれの“ひときわ”が響き合う、コラボレーションステージも多数予定されている。
子どもも大人も楽しめるブースが登場
大阪・関西万博に関連した子ども向け体験ワークショップのブースや、個性豊かな日本酒・クラフトビール・ワインをはじめとした個性が楽しいドリンクブースも登場する。
人間編集部が運営する「大阪の人の面白さ」を多角的に紹介するメディア「ヘンとネン」は、熱量のある街・大阪の、型にハマらない、枠におさまらない、人間という属性すら超えたエナジーを感じさせる人々を「超生命体」に認定し、ポケットティッシュの表紙にして配布する。
大阪・心斎橋にある隠れ家的な日本酒バー「朱歌酒尊 SUNNY」はドリンクブースを出展。厳選された日本酒やワインをカジュアルに提供する。
「HH EXPOワークショップブースby demoexpo/阪急阪神不動産」では、「未来に届けたい願いや想い」を込めて、テープを紡ぐガーランドづくりを行う。完成したガーランドは、11月23日(土)に大阪梅田駅で開催される「大阪梅田鉄道フェスティバル」で展示される。
「HH EXPO」は、大阪・関西万博開幕まで半年前となる今秋、阪急阪神沿線で展開されるイベントの中で、万博をテーマとした共通ワークショップを実施する取り組みだ。
このほか、大人から子どもまで楽しめる体験ブースが予定されているのでお楽しみに。
「ちがい」と向き合う教育研究チーム
「ひときわ音楽祭2024」を企画している「人と音色」は、「ちがいに、耳を傾ける。」をテーマに、一人ひとりの「ちがい」と向き合う教育研究チーム。学校や家庭、習い事教室などあらゆる場所が子どもたちにとって「安心して挑戦できる場所」となるように、障害児教育の専門家として地域の人々と力を合わせ、挑戦のユニバーサルデザインに向かって活動している。
これまでに、発達に特性のある子どもたちの音楽教室「ツナガリ Music Lab.」、たったひとりのための楽器開発プロジェクト「電車ベース」、音楽を食べて体感する実験イベント「味覚音楽」などを手掛けている。
「ひときわ音楽祭2024」に参加して、“ひときわ”のちがいが響き合う体験を楽しんでみては。
ひときわ音楽祭2024公式サイト:https://hitokiwa.jp
ヘンとネンURL:https://hentonen.net
朱歌酒尊 SUNNY URL:https://www.instagram.com/shukashutou_sunny
■阪急サン広場
住所:大阪府大阪市北区角田町8-47
(山本えり)