沖縄本島南部の南城市で、地域の魅力再発見や地域産業の振興を目的にした「第5回南城市まつり」が11月17日(日)に開催される。会場は、南城市公共駐車場(南城市役所となり)。
「WE♡NANJO」をキャッチコピーに開催
沖縄・世界文化遺産の聖地「斎場御嶽」が所在する南城市。「第5回南城市まつり」は、コロナ禍を経て8年ぶりの屋外開催となる。「WE♡NANJO」をキャッチコピーに、市民や観光客が南城市の様々な魅力に直接触れられるショーケースと位置付け、自然・歴史・文化・産業の継承と発展を目指している。
また、「南城市の未来を支えるこどもたち」をメインターゲットとし、市内の未就学児から小中高生に向けた企画を市民とともに創り上げ、子どもたちの学びや表現、コミュニケーションの場を創っていく。
会場では、ステージや花火SHOW、遊び×学びのテーマパークやマーケットなどが楽しめる。
人気デュオ「いーどぅし」がライブに登場
「南城コラボステージ」には、イクマあきらさん、Yamato konoさん、そらなり文美子さんが登場する。
また、SNSで人気のかーなーさんと南城市出身のなみなみさんによるポップス・デュオ「いーどぅし」のスペシャルライブも行われ、南城市まつりのボルテージを最高潮に盛り上げる。
「いーどぅし」は、カバー曲『海の声』が、YouTube再生回数1日2万件、計300万件越えでブレイク。沖縄音楽ダウンロードサイトでは14週連続1位・年間総合1位と、前例のない快挙を成し遂げた。幼少時から沖縄の古典音楽・民謡を学び、互いに多数の賞を受賞。沖縄県立芸術大学卒業後は活動拠点を東京へ移す。三線とギターの新しい融合と美しい歌声のハーモニーは、県内外でのライブはもちろん、海外でも好評を博している。
南城市の魅力を遊びから学ぼう
「南城市の未来を支える子どもたち」をグッと成長させる「遊び×学びのテーマパーク」では、南城市の林業・漁業・農業・畜産業の第一次産業を楽しく遊びながら学ぶエリアを用意。昔ながらの屋台コーナーや移動遊園地なども誘致し、楽しさ、学び、懐かしさをこどもたちに伝える場となる。
誰かに話したくなる地域の物語
地域のモノから物語を伝える「エコミュージアム展」は、南城市まつりの見どころのひとつ。何気ない砂や石、農機具にはこんな物語が!という発見がいっぱい。ついつい誰かに話したくなる地域の物語を楽しめる。
南城市の「うまいいもの」が集合
マーケットには、南城市のうまいもの・いいものが集結。県内で活躍する一流シェフが南城市のいいものを「うまいいもの」に変身させる。
ノボテル沖縄の前川シェフは、仲村渠の古代米を使って「ナカンダカリー」というスパイスカレーを創作。月桃庵の屋比久シェフは「オリジナル久高島イラブー汁&そば」、人気フレンチの亜熱帯ガストロノミーラトリエの島袋シェフは、南城市産経産和牛を使った「ビーフストロガノフ」とレシピを限定で無料配布する。南城市の食材と一流シェフがコラボした、魅力いっぱいの南城ガストロノミーを味わってみて。
フィナーレはハート型の打ち上げ花火
「第5回南城市まつり」のフィナーレは、夜空に咲き誇る「ハートのまち花火SHOW」。20:00からスタートし、「ハートのまち南城市」にちなんでハート型の打ち上げ花火でまつりのエンディングを締めくくる。
なお、「第5回南城市まつり」に車で来場する人は、会場隣接の南城市公共駐車場を利用できるが、台数に限りがあるので、なるべく公共交通機関を利用して訪れよう。Nバスを利用すると、豪華景品が当たる抽選会に参加できる。
「WE♡NANJO」をキャッチコピーに地域で作る「第5回南城市まつり」を訪れて、南城市の魅力に触れてみては。
■第5回南城市まつり
日時:11月17日(日)12時スタート
会場:南城市公共駐車場(南城市役所となり)
住所:沖縄県南城市佐敷新里
詳細:https://www.city.nanjo.okinawa.jp/kanko_bunka/event/fes
(山本えり)