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淡路島に、淡路島産規格外野菜のみを販売する無人店舗「seaside grocery」がオープン

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seaside hubが展開する淡路島産規格外野菜の通販サービス「seaside grocery(シーサイドグロサリー)」は、クラウドファンディングを経て、10月26日(土)、淡路島西海岸沿いに淡路島産規格外野菜のみを販売する無人店舗をオープンした。

今までにない、新しい無人販売所

「seaside grocery」は、2023年12月にオンラインでの販売を始め、規格外野菜ボックスの定期購入(サブスク)もスタート。これまで日本全国の食卓へ規格外野菜を届けてきたが、実際に規格外野菜を目で見て購入してほしいという想いから、2024年4月に規格外野菜を販売する無人店舗のオープン資金を募るクラウドファンディングを実施。多くの支援が集まり目標金額を達成し、このたび小さな無人販売所をオープンした。

田舎町でよく見かける、外に野菜が並べられた無人販売所や、どんな野菜が並んでいるのかよく見えない無人販売所ではなく、外から販売されている野菜が見える、オープンで今まで見たことがないような無人販売所を目指した。

海岸沿いに誕生したガラス張りの店舗

「seaside grocery」から徒歩数分で行ける都志海水浴場

無人販売所「seaside grocery」は、数年間使われていなかった土地を利用し、海と山に挟まれた場所に店を構えている。淡路島西海岸の南北に続く淡路サンセットライン沿いの海まで徒歩で立ち寄れる場所に建ち、周辺は畑や田んぼの景色が広がっている。


店舗内装などは、すべて自社や地元の人の協力を得て完成させた。グリーンウォールが備えられ、外からでも店内が見えるガラス張りとなっており、規格外野菜を実際に目で見て購入することができる。

規格外野菜を1つから販売

販売している野菜はすべて、淡路島の農家が丹精込めて育てた野菜の中でも、形が規格外であったり、大きすぎたり小さすぎるもの、表面に少し傷があるもの。普段スーパーなどで見かける綺麗な見た目をした野菜とは違うかもしれないが、味は全く同じ規格外野菜を販売し、地元農家の新たな収益へ繋げることを目標としている。

また、スーパーなどで見かける一般的な野菜は3〜5個が袋に入って販売されているが、「seaside grocery」の無人販売所では、多種多様なライフスタイルが存在する現代において、日々必要な野菜の数や量は個々で異なると考え、基本的に各規格外野菜を1つから販売。1つ数十円から購入可能で、各ライフスタイルに合わせた季節毎の野菜を手に入れることができる。

可能な限り過剰な包装を避け、野菜をそのまま販売


さらに、「社会貢献」「地方創生」「環境保護」の3つを軸にサービスを展開しており、野菜を一つひとつナイロン袋に包装しないなど、可能な限り過剰な包装を避けている(一部包装有り)。野菜はそのまま店内に並び、購入時のナイロン袋の用意もない。商品を販売する側は過剰なサービスの提供はせず、購入する人に対応してもらうスタイルを導入している。

完全キャッシュレス&セルフレジの導入


「seaside grocery」では、現金での支払いはできず、クレジットカードやQRコードでのキャッシュレス決済のみ対応。操作がとても簡単なタブレットによるセルフレジを導入し、購入者が簡単に利用できるデジタルを駆使した店舗となっている。

また、商品購入時に「チップ」を払うことができるのも特徴。チップは、同社が展開している淡路島の海でゴミ拾いを行う「淡路島ビーチクリーン活動」や、兵庫県内のこども食堂へ淡路島産規格外野菜を無償提供する「VEGGIE for KIDS プロジェクト」へ繋げていく。

店舗横に自社農園も展開予定


無人販売所のすぐ横には約300平米の畑が広がっており、今後は自社農園「FARM SEASIDE(ファームシーサイド)」を展開し、「規格を無視した野菜作り」を行う予定だ。地元農家の協力を得て、季節に応じた野菜を自ら育て、形や大きさなどを一切無視した野菜作りを行い、「seaside grocery」の無人販売所での販売を目指す。


今までにない、新しい無人販売所「seaside grocery」で、淡路島産規格外野菜を手に入れてみては。

■seaside grocery
住所:兵庫県洲本市五色町都志243番地の1
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休

seaside grocery 通販サイト:https://seaside-grocery.com

(山本えり)

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