日本盛は、飲食店で飲むような上質な日本酒を小容量で手軽に楽しめる「Hanaya_ka*(はなや香)」を、10月に発売。日本盛のオンラインサイト「Sakari Online(サカリオンライン)」ほか、一部店舗を除く全国のセブン-イレブンで購入できる。
華やかな香りが特長、さまざまな料理に合う2タイプ
「Hanaya_ka*」は、飲食店で飲むような、質の高い日本酒のシグナルに近年なっている「華やかな香り」が特長の日本酒だ。
その秘密は、リンゴのようなフルーティーな香りの成分を多く生成する日本盛の独自の酵母。香りの成分である「カプロン酸エチル」の含有量は、有名な銘柄の純米大吟醸酒にも負けないほどで、フタを開けた瞬間、華やかな香りが広がるそう。ワイングラスで楽しむのはもちろん、広口のボトル缶のため、そのまま飲んでも香りを楽しめるようだ。
また、手軽な飲みきりサイズのため、普段の食事やコンビニの惣菜とも相性が良く、日常の「家飲み」でも重宝する。ふくよかでまろやかな味の純米タイプは、コブサラダや肉料理などしっかりした味の食事に、すっきりしたシャープな味の本醸造は、魚料理や生春巻きなど素材の味を活かした食事によく合うのだそう。
さらに、パッケージデザインにもこだわった。従来の日本酒の「何か難しそう」というイメージを変えるため、製法や特定名称酒の記載は最小限に抑えて、具体的にイメージしやすい香りや味わいの説明を記載。またアルミ缶の質感を生かしながら色数をおさえるなど、モダンで上質なデザインにした。
「家飲み」での日本酒の需要を調査
日本盛は、「日本酒離れ」という言葉が一般的になって久しい中、「Hanaya_ka*」の発売に際して、日常的(*1)に飲酒の習慣がある20~60代の成人の男女4,489人を対象に調査を実施。自宅での飲酒いわゆる「家飲み」で日本酒がどの程度飲まれているのか、またなぜ飲まれていないのかを調べた。
調査の結果、日常的に飲酒習慣があっても、日本酒が週1回以上の頻度で食卓に上がる人の割合は17%にとどまり、月に1~2回程度の人と合わせても33%、約3分の1と、普段の「家飲み」では日本酒があまり飲まれていない実態がわかったという。
一方、普段の「家飲み」で日本酒を全く飲まない、また飲んでも月1回以下の頻度という人に、飲食店で日本酒を飲むかどうか聞いたところ、飲まないと答えた人(*2)は58%で、家で日常的に日本酒を飲まない人の中でも、うち4割の人は飲食店での選択肢には入る、という実態が明らかになったそうだ。
そこで、日本酒を飲食店では飲むのに、自宅ではほとんど飲まない理由を聞いたところ、「容量が多いから(一度で飲み切れない、保管場所に困る、味が好みでない場合に残ったら困るなど)」が1位に。
同時に、小容量の日本酒に対しては「安価で美味しくなさそう」というネガティブなイメージもあり、「質の高い日本酒は瓶で容量が多くて困るが、逆に小容量は安価で美味しくなさそう」というジレンマが、日本酒が自宅用の飲酒として手に取られにくい要因の一つになっていることも明らかになったという。
日本盛は、このような実態を踏まえて、飲食店で飲むような上質な日本酒を小容量でも手軽に楽しめる「Hanaya_ka*」を発売。普段の「家飲み」での日本酒の需要促進を目指す。
小容量で飲みやすく、華やかで香り高い日本酒「Hanaya_ka*」を自宅で楽しんでみては。
日本盛オンラインサイト「Sakari Online」:https://www.sakarishop.jp/
*1 週に1回程度かそれ以上の頻度で飲酒
*2 飲食店で直近1年以内に日本酒を飲んだことはない / 飲まないと回答した人の割合
(Higuchi)