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【愛媛県松山市】普段は捨てられる紙資源や車載部品がアート作品に!廃棄素材×障がい者アートの展覧会

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インクルーシヴ・ジャパンは、ジャガー・ランドローバー愛媛と協働で、障がい者の社会参加・就労支援機会の創出と廃棄物削減を啓発する取り組みとして、「ジャガー・ランドローバー愛媛 × インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ展 with アップサイクル」を、大阪の一般社団法人であるアップサイクル協力のもと、11月29日(金)〜12月15日(日)の期間、ジャガー・ランドローバー愛媛にて開催している。

障がい者の社会参加と自立を支援


インクルーシヴ・ジャパンは、「ダイバーシティ&インクルージョン」および、障がい者の社会参加・自立支援施策の一環として、就労支援と障がい者アート作品の発表の場が融合したカフェ「ART CAFÉ Inclusive supported by NESCAFÉ」を2021年4月にオープンした。カフェ運営業務を通じての社会参加・自立支援と同時に、障がい者アーティストの創作活動発表の場を創出し、作品をラテアートとして提供するなど「カフェ」×「アート」ならではの取り組みも実施している。

また、「インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ」を開所し、愛媛県内初のアートとクラフトを訓練の媒体とした障がい者の就労継続支援事業を行い、創作をして過ごせる居場所と自立支援、社会と繋がる作品発表の場を創出してきた。

従来廃棄されていた素材をアート作品に

2023年10月には、ジャガー・ランドローバー愛媛にて、“普段は捨ててしまう”紙資源や間伐材、車載部品に障がい者アートを掛け合わせた「ヒカリのアトリエ展 with アップサイクル」を開催し、約40点に及ぶアート作品が店内を彩った。


今回、より多くの人に障がい者アートの魅力を伝えるため、「ジャガー・ランドローバー愛媛 移転オープン5周年イベント」に併せ、昨年に引き続き「インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ」を開催することとなった。作品制作において、大阪のアップサイクルが推進しているプロジェクト「TSUMUGI」をはじめとしたリサイクル素材を活用している。また、展示作品の購入やレンタルを通じて、障がい者アーティストを支援すると同時に、地球環境の支援も行っている。

約25点に及ぶアート作品を展示


同展では、ヒカリのアトリエ所属作家の約25点に及ぶアート作品を展示。車載部品やリサイクル繊維製品などを使用した作品となっている。


今回展示する作品の中央には、44cm×192cmのキャンバスを使用した、作家・keiさんによる作品『躍動』を掲出。


経糸には「ネスカフェ」や「キットカット」などの使用後の紙資源や、未利用の間伐材から生まれたアップサイクル紙糸「TSUMUGI」を、緯糸にはジャガー・ランドローバー愛媛で破棄されていた使用後のエアバッグを裁断して織り込んだ“特注キャンバス”となっている。


そのほか、金林青空さんによる『モササウルスとサメ』、


よしびねさんによる『まったりパンダ』、


恵riさんによる『ジュラシック』、


keiさんによる『キウイ』、


Miwaさんによる『昇華』、


梅岡奈都美さんによる『秋の収穫時期であるサツマイモやリンゴの空と山』、


ゆらたくなさんによる『沈んだものたち』、


西岡由美子さんによる『ラッコの赤ちゃん』などが展示されている。

展示作品の購入やレンタルも可能


作品の購入は1点あたり33,000円(税込)、作品レンタルも1点あたり3,300円/月(税込)で実施しており、障がい者アーティストと地球環境を支援することが可能だ。購入・レンタル希望者は「インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ」に問い合わせよう。

「ジャガー・ランドローバー愛媛 × インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ展 with アップサイクル」を訪れて、障がい者アーティストの作品を鑑賞し、廃棄物削減についても考えてみては。

■ジャガー・ランドローバー愛媛 × インクルーシヴ・松山 ヒカリのアトリエ展 with アップサイクル
期間:11月29日(金)~12月15日(日)9時半~18時半 ※初日のみ10時~
場所:ジャガー・ランドローバー愛媛
住所:愛媛県松山市衣山1-1-26
休業日:水曜

インクルーシヴ・ジャパンHP:https://www.inclusive.jp

(山本えり)

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