
新潟県新潟市に本社を構え、水管橋をはじめ金属製品製造業、仮設配管レンタル業を中心に、「水」と「エネルギー」に関わる事業を展開する明和工業は、自社の金属加工技術を活かし、製造過程で生じる金属の端材をアップサイクルしたステンレスルアーを開発。
2月5日(木)~3月6日(金)の期間、Makuakeにてプロジェクトを実施している。
年間約50t発生する“端材”に新たな“価値”を

製造現場で必ず発生する金属の端材。明和工業の工場では年間約50tものステンレス端材が発生しているそう。これらは通常、廃棄または素材としてリサイクルされるが、同プロジェクトでは「端材に新たな価値を与える」をテーマに、アップサイクル製品として再構築された。
端材だからこそ生まれる制約の中で、職人の技術を注ぎこみ、製品を製作。この製品を通じて明和工業は、製造業に携わる職人の技術や想いを伝えるとともに、環境負荷の低減や持続可能なものづくりにも貢献していく。
製品ラインナップ


今回開発されたステンレスルアーは、生餌のように動く関節付きモデル「メタリアル」と、関節なしの一体成型モデル「メタル」の2シリーズを展開。
それぞれのシリーズに、各3種の模様「鱗(Uroko)」「輝(Kagayaki)」「鏡(Kagami)」がある。


「鱗」は、鏡面仕上げのボディに鱗加工を施しており、きらきら光る小魚のように泳ぐ。


「輝」は、特殊な切削加工で表面に微細な段差を形成し、ヌメリ感のある光が演出されている。


「鏡」は、鏡面加工が強く輝き、フラッシング効果を水中に届ける。
プロジェクトの背景と経緯
明和工業は設立から50年以上にわたり、水管橋や水道管、仮設配管などの製造を通じ、インフラ事業を展開してきた。一方で、BtoBを中心とした事業形態から、一般消費者に同社のモノづくりの技術を直接知ってもらう機会は多くなかったという。
そこで、長年培ってきた金属加工技術と製造業の魅力をより多くの人に知ってもらいたいという想いから、クラウドファンディングへの挑戦を決めたとのこと。今回のステンレスルアーは、明和工業社内のプロジェクトチームにより企画・開発された。
「社員それぞれの力を集約し、新たな価値を生み出そう」というコンセプトのもと、営業・製造・人事・広報など部署も年齢も異なる様々な社員が、部署の垣根を超えて、企画・設計・デザインまでを一貫して行ったという。楽しみつつも技術に関しては一切の妥協なく進み、開発された製品だ。
同プロジェクトは、BtoB製品とは異なる視点でのモノづくりに挑戦するとともに、明和工業社内における新たな挑戦や風土づくりの一環としても位置付けられている。

金属加工技術を駆使して生まれた、明和工業のステンレスルアーをチェックしてみては。
Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:【金属が泳ぐ。】溶接技術が生んだ“可動式ステンレスルアー”『メタリアル』誕生
明和工業の過去のクラウドファンディング詳細:https://www.meiwajp.com/news/2362
(Higuchi)