
循環型農業「アクアポニックス」を用いた事業共創を行うアクポニは、青森県藤崎町が推進する農福連携によるアクアポニックス農法を活用した地方創生プロジェクトにおいて、2023年より導入及び運用に関するアドバイザーを務めている。今回、アクポニが構想段階から導入支援を行ってきた複合施設「ふじさきアクアポニックスタウン」が、6月13日(土)にグランドオープンした。
地域活性化を目指す複合拠点としてオープン
青森県藤崎町では、2019年3月末に閉校した旧弘前実業高等学校藤崎校舎の利活用に向け、2020年に基本計画を策定し、アクアポニックス導入による地域活性化事業の検討を進めてきた。
アクポニは2023年度に「アクアポニックス農業ブランディング販路開拓等プラン作成業務」を受託し、地域事業者や農業従事者との意見交換を重ねながら事業計画を策定。2024年8月には藤崎町とアクアポニックス導入アドバイザリー契約を締結し、事業化に向けた支援を行ってきた。

「ふじさきアクアポニックスタウン」イメージ図
「ふじさきアクアポニックスタウン」では、旧校舎の未利用地やガラス温室などを活用し、養殖と水耕栽培を組み合わせた資源循環型農業「アクアポニックス」を展開。農業生産に加え、教育、観光、農福連携、地域交流などの機能を備えた複合拠点として、地域活性化を目指すという。
なお、同施設の事業の関連予算は2025年3月の藤崎町議会で可決済み。あわせて、国が所管する「新しい地方経済・生活環境創生交付金」の対象事業にも選定されている。
アクポニでは、今後も持続可能な社会の実現を目指し、自治体や企業、教育機関等と連携したアクアポニックス推進を強化していくという。
農園やカフェ、公園をひとつにした新エリア

アクアポニックスの循環の仕組み
「ふじさきアクアポニックスタウン」は、旧弘前実業高校藤崎校舎(現ふじさき産業文化交流施設「リンゴカ」)の裏手エリアにある既存施設をフル活用し、水耕栽培と魚の養殖を組み合わせたアクアポニックスを核としてつくられた複合施設だ。
アクアポニックス農法を取り入れた農福連携による農産物の生産に加え、教育、観光、地域連携などの機能を備え、地域資源を生かした新たな拠点として運営している。

魚が栄養をつくり、野菜が水をきれいにする次世代の食料生産システム・アクアポニックスを取り入れた「アクポニ農園」、


そこで収穫した野菜を使ってつくられたピザや藤崎町の特産品を楽しめる「アクポニカフェ」、

特産品をイメージしたりんごのベンチやオブジェが並ぶ、芝生の開放的な公園「裏庭パーク」をひとつにした、藤崎町の新エリアとなる。「アクポニ農園」では、7月より農園ツアーを開催予定とのこと。それぞれの営業時間などの詳細は、HPで確認できる。
青森県藤崎町の地域資源を生かした新たな拠点「ふじさきアクアポニックスタウン」をチェックしてみては。
■ふじさきアクアポニックスタウン
所在地:青森県南津軽郡藤崎町大字藤崎字下袋7番地10
HP:https://aquponitown.com/
(yukari)