
NovelJam 2025の集合写真
本(HON)のつくり手をエンパワメントすることにより、創造性豊かな社会を実現することをビジョンとする非営利団体「HON.jp」は、著者・編集者・デザイナーがチームを組み、3日間で小説の執筆から出版までを完結させる出版創作イベント「NovelJam 2026」を、9月から11月にかけ、東京・名古屋・沖縄の三拠点で順次開催する。現在、参加者を募集中だ。また、運営費を募るクラウドファンディングも開始した。
3日間で0から本を完成

NovelJam 2025の様子
NovelJamは、「3日間で0から本を完成」させるライブパブリッシングイベント。参加者がリアルに集まってチームを結成し、小説の執筆から編集・校正、表紙デザイン、販売までを3日間で完結させる、世界でも類を見ないイベントだ。参加者は3日間、小説創作のみに集中。時間制限という制約が、逆に創造性を爆発させる効果を生む。
東京・名古屋・沖縄で開催

NovelJam 2025の様子
2026年は、東京・名古屋・沖縄の三拠点で順次開催。過去最大規模に拡大し行われる。また、今回は拠点間での作品クオリティ競争を実施。運営は、非営利での文化創造活動として完全ボランティアで行われる。
名古屋会場は、9月3日(木)〜5日(土)に実施。著者4〜6名、編集者2〜3名、デザイナー2〜3名の2〜3チームを募集。
東京会場は、10月10日(土)〜12日(月・祝)に実施。著者10〜14名、編集者5〜7名、デザイナー5〜7名の5〜7チームを募集。
沖縄会場は、10月10日(土)〜12日(月・祝)に実施。著者2〜4名、編集者1〜2名、デザイナー1〜2名の1〜2チームを募集。
参加要項、注意事項、参加申込みなど、詳細は公式HPで確認を。
NovelJamはこれまでに7回開催

NovelJam 2025の様子
NovelJamは2017年から開始され、これまでに7回開催。創出作品数は累計100作品以上。参加者から各種文学賞受賞者、オーディオブック化作品を輩出している。
出版を取り巻く厳しい状況を打ち破りたい
NovelJamは、「出版」を取り巻く厳しい状況を打ち破ろう!というオルタナティブな存在だという。
紙だけでなく、デジタルでの出版も体験しよう。創作をひとり孤独に行うのではなく、チームで互いに刺激を受けながら行おう。そうやってともに創作や出版を行う仲間の輪を広げていこう。
そんな「場」を提供し続けたいという思いで開催されている。
クラウドファンディングを実施
NovelJamの開催には、会場費、人件費、交通費、宿泊費、会議費、印刷製本費、広報宣伝費、審査員謝礼、その他事務費などが必要とのこと。そのため、現在、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施している。
「出版は東京の地場産業」と言われることもあるが、HON.jpは、デジタル・ネットワーク時代においては誰でもどこでも活発な出版活動が行えるはずと考えている。地方における、創作とデジタル出版の将来を担う人材育成を図るため、参加者の費用負担を抑えたい。また、若手人材の発掘育成を図るため、学生を優遇し参加を促進したい考えだ。日本の創作文化を根本から変革する社会実験への支援として資金を募っている。
NovelJamは単なるイベントではなく、「誰もが自分の物語を世に送り出せる未来」への確かな第一歩だ。過去7回のイベントでHON.jpが学んだのは、「制約こそが創造性を解放する」ということだったそう。3日間72時間という限られた時間、初対面のチームメンバー、お題に基づくアイデア出しやゼロからの執筆など、これらすべてが、参加者の中に眠っていた創造力を爆発的に引き出す。3日間で物語が生まれる奇跡は、決して簡単な挑戦ではない。だからこそ価値があり、おもしろく、未来をつくると信じているという。
この機会に、出版創作イベント「NovelJam 2026」をチェックしてみては。
■NovelJam 2026
開催日:名古屋会場 9月3日(木)〜5日(土) 愛知県北名古屋市内施設
東京会場 10月10日(土)〜12日(月・祝) 東京都江戸川区内施設
沖縄会場 10月10日(土)〜12日(月・祝) 那覇市内施設または名護市内施設で調整中
公式HP:https://www.noveljam.org/2026/07/14178
CAMPFIRE :https://camp-fire.jp
プロジェクト名:3日間で新しい物語と作家が生まれるイベントNovelJam2026を開催したい
(熊田明日良)