
広島県広島市に本社を構える、やしまグループは、11月3日(火・祝)、広島・山口・松江・岡山・福岡・北九州の6地域にて、「KIMONO walk rally 2026(きものウォークラリー)」を開催する。
11月15日の「きものの日」に向け、参加者が思い思いの着物姿で街を歩き、地域の人々とともに日本の伝統衣装である「きもの」を楽しむ1日をつくる。
11月15日は「きものの日」
11月15日は、全日本きもの振興会が1966年に制定した「きものの日」。その背景には、1964年の東京オリンピックで海外から訪れた人々から「日本の民族衣装であるきもの姿をほとんど見かけない」という声があったことがあるそう。
そして現在も、全国各地で「街をきもの姿でいっぱいに」する取り組みが続けられている。
呉服市場の現状
国内の呉服市場は、長期的な生活様式の変化や物価上昇などを背景に、厳しい環境が続いているという。
矢野経済研究所が2026年4月に公表した調査によると、2025年の国内呉服小売市場規模は2,030億円。前年比95.8%となり、2年連続で市場が縮小。販売価格の高騰や物価上昇による買い控えも市場縮小の一因とされているようだ。
やしまグループは、市場が縮小する今だからこそ、着物を「販売する」だけではなく、実際に着て街へ出る機会そのものをつくることが、文化を次世代へつなぐ1つの方法になっていると考えている。
6地域の街を「きもの姿」で彩る

過去開催の様子
広島県を中心に、中国・九州地方で着物販売、振袖レンタル、フォトスタジオなどを展開するやしまグループは、以前から、「きものの日」に合わせて着物姿で街を歩くウォークラリーを開催してきた。年はその取り組みをさらに広げ、広島・山口・松江・岡山・福岡・北九州の6地域で、全店一斉に開催する。
テーマは「きものの日をみんなで盛り上げよう!」。着物を特別な式ごとで着るものではなく、友人と街を歩いたり、季節を楽しんだりする「日常のおしゃれ」として体験してもらうことを目指す。
参加者は着物姿で各地域の街を散策し、地域ごとに設定されたコースでウォークラリーを楽しむ。
会場は、広島は本通り、山口は錦帯橋、松江はゲゲゲロード、岡山は美観地区、福岡は上川端商店街、北九州は魚町商店街を予定している。
「きものの日」を前に、街のなかに実際の着物姿を増やし、参加者だけでなく、地域の人や観光客にも日本文化を身近に感じてもらう機会をつくる。
地域に着物姿がある風景を取り戻すために
やしまグループは、和装文化を未来へつなぐためには、商品としての着物だけでなく、「着る理由」「着て出かける場所」「一緒に楽しむ仲間」をつくることも重要になっていると考えている。
同グループでは、今後も「きものの日」をはじめ、イベントを継続し、若い世代から長年の着物ファンまで気軽に参加できる機会を創出していく。
目指すのは、成人式や結婚式など特別な日だけではなく、街を歩けば自然と着物姿の人に出会える風景。「きものを通じて日本文化の心と文化を伝える」というグループの使命のもと、地域とともに着物文化を次の世代へつないでいく考えだ。
「着物で街を歩く」を地域文化に!6地域で開催される「KIMONO walk rally 2026」に参加してみては。
■KIMONO walk rally 2026
開催日:11月3日(火・祝)
広島会場:本通り
山口会場:錦帯橋
松江会場:ゲゲゲロード
岡山会場:美観地区
福岡会場:上川端商店街
北九州会場:魚町商店街
やしまグループ:https://www.yashima-kimono.co.jp
(Higuchi)