
Moplusは、福島県浪江町より「浪江町AIデマンド型交通運行業務」を受託し、10月1日(木)より運行を開始する。この事業は、浪江町が今年3月に策定した「浪江町地域公共交通計画」に基づき、居住人口の増加を見据えて地域の移動手段をより便利にする取り組みだ。
スマモビが10月より浪江町を主体とする事業として開始
Moplusの株主でもある日産自動車は、2021年2月に浪江町、双葉町、南相馬市と「福島県浜通り地域における新しいモビリティを活用したまちづくり連携協定」を締結し、地域に暮らす人々・地域を訪れる人々に移動手段を提供し、住みやすい「まち」にするサポートをしてきた。その具体的な取り組みの1つが2021年2月より、5年以上にわたって実施したAIオンデマンド交通「なみえスマートモビリティ」(通称スマモビ)の運行だ。
今回、地域公共交通会議での合意を経て今年9月末で実証実験を完了し、10月より浪江町を主体とする事業として開始。スマモビのサービス名称と、「持続可能な公共交通を確立する」、そして「地域活性化に貢献する」という理念を継承する形で、浪江町が開始する「浪江町AIデマンド型交通運行業務」をMoplusが受託した。
浪江町企画財政課 主幹・山田雅文氏のコメント
浪江町企画財政課 主幹の山田雅文氏は、以下のようにコメントしている。
「浪江町内では、浪江町民のみが利用できる『デマンドタクシー』と、誰でも利用できる『なみえスマートモビリティ』の2つのサービスが運行されています。2026年10月からは、日産自動車様が浪江町内で蓄積してきた知見やノウハウを活かし、運行リソースの集約と効率化を図るため、2つのサービスを統合した新しい『なみえスマートモビリティ』を運行することとなりました。引き続き、当町の復興の理念である“住んでいたいまち 住んでみたいまち”づくりに貢献する便利で持続可能な公共交通の実現に取り組んでまいります。」
地域に根差した便利な移動サービスを実現

「なみえスマートモビリティ」は、浪江町で運行している町民向けデマンドタクシーと統合し、10月1日(木)より町内300か所以上で利用が可能となる。複数の予約方法を用意し、AIを活用して配車効率を高めた運行が行われる。
また地域に根差した運営体制と、地域交通ネットワークへの接続を通じ、浪江町に暮らす人・訪れる人にとって便利な移動手段の提供に貢献していくという。
運行エリアは、一部地域を除く浪江町の避難指示解除地域。運行時間は、月曜・火曜が8:00~19:30、水曜・木曜・金曜が8:00~21:30、土曜・祝日が9:30~19:30、日曜・年末年始は運休。なお、祝日の日曜は運休となる。
予約方法は、スマートフォンアプリ、LINEミニアプリ(なみえスマモビ配車)、二次元コード、電話。決済方法は、事前決済はクレジットカード、eチケット(アプリのみ)、乗車時前払いは現金とPayPayでの対応となる。
浪江町に住民登録がある人は、運賃の支払い免除。それ以外の一般の大人は300~1,200円、一般の子どもは200円~600円。一般の大人と一般の子どもはゾーン制となる。最新の運行状況やサービス利用方法などは、浪江町公式サイトで確認できる。
浪江町での移動が便利になる「なみえスマートモビリティ」をチェックしてみては。
なみえスマートモビリティ 詳細:https://www.town.namie.fukushima.jp/soshiki/2/44239.html
(yukari)