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陶芸家 加藤亮太郎

「特別展 加藤亮太郎 半白記念展」を10月1日(火)から11月17日(日)まで古川美術館分館爲三郎記念館で開催

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陶芸家 加藤亮太郎の新作五十盌に銘を付け一堂に披露。大型オブジェ、書と陶が融合する陶板シリーズも展観。10月1日(火)9:30から報道関係者向けプレビューを実施します。

美濃の名窯 幸兵衛窯 八代 加藤亮太郎は、美濃陶の伝統を研究し、その力強い表現を探求する現代作家です。自ら窯を築き、穴窯焼成の志野や瀬戸黒を中心とした桃山陶を基とし、伝統的な技法にアレンジを加え、新たな釉調とともに多岐にわたる芸術的表現をみせています。土と炎に実直に向き合い、人為的に操ることが難しい窯変に果敢に挑戦し続ける陶芸家・加藤亮太郎。本年、その年の最も優秀な作家に対して授与される賞である「2023年度 日本陶磁協会賞」を受賞し、名実ともに現代の日本陶芸界を代表する陶芸家の一人となりました。
本展では五十歳「半白」を迎えた作家にちなみ、新作茶盌五十盌に銘を付け、一堂に披露いたします。また、大型オブジェや書と陶が融合する陶板シリーズ、書作などもあわせて展観いたします。
半白加藤亮太郎、渾身の[今]をご覧ください。

▍展覧会概要
展覧会名|特別展 加藤亮太郎 半白記念展
会  場|古川美術館・分館爲三郎記念館(愛知県名古屋市千種区池下町2-50)
日  時|2024 年 10 月 1 日(火)~ 11 月 17 日(日)10:00-17:00
休 館 日 |月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日に休館)
作家来館|10 月 1 日、5 日、6 日、18 日、19 日、20 日、27 日 / 11 月 2 日、3 日、16 日、17 日
入 場 料 |古川美術館・分館爲三郎記念館2館共通入館券大人1500円 高・大学生500円 中学生以下無料(各種割引有)
主催:公益財団法人 古川知足会 特別協賛:東海東京証券株式会社
後援:愛知県、名古屋市、岐阜県、多治見市、愛知県教育員会、名古屋市教育委員会、岐阜県教育委員会、多治見市教育委員会、中日新聞社、CBC テレビ、東海テレビ、中京テレビ、スターキャット株式会社

▍報道関係者向けプレビュー
日  時|2024 年 10 月 1 日(火)9:30から
作家による説明があります。
参加ご希望の方は媒体名、人数を明記の上、下記申し込みフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/UwCooJA2CvhDrvC48

▍展示作品(一部)

黄窯変茶盌

織部茶盌


瑠璃黒茶盌

瑠璃黒茶盌

▍陶芸家 加藤売太郎
幸兵衛窯 八代 加藤亮太郎は美濃桃山陶の伝統に正面から立ち向かい、自ら窯を築き、穴窯焼成の志野、引出黒、織部、黄瀬戸など、特に茶盌の制作に力を入れています。また書と陶が融合した作品や、異素材とのコラボレーションも積極的に手掛けています。これからの美濃を牽引すると期待される存在であり、その年の最も優秀な作家に対して授与される「2023年度 日本陶磁協会賞」を受賞しています。

1974 七代加藤幸兵衛の長男として生まれる
2000 京都市立芸術大学大学院陶磁器専攻修了
2000 家業の幸兵衛窯に入る
2014 パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム)
2014 幸兵衛窯八代目を継承
2014 幸兵衛窯歴代展(古川美術館)
2018 興福寺中金堂落慶法要にて千宗屋師による献茶道具として奈良三彩天目を制作
2021 岐阜県芸術文化奨励受賞
2024 日本陶磁協会賞受賞

▍ステートメント

半白
半ば白らかになった私
削ぎ落とし削ぎ落として
いずれ真の私になるのだろう
真白になるまでの道半ば
白と黒
陰と陽
生と死
人と自然
自我と無我
さまざまが半ばする
いまの私をご覧いただきたい          
           
               加藤亮太郎
※白らか(あきらか)

▍イベント
半白誕生日茶会[要予約]
加藤亮太郎の誕生日に合わせて茶会を開催します。
濃茶と薄茶の二席構成です。
10月19日(土)
1. 10:10 2. 10:50 3.11:30 4. 13:00
5. 13:40 6. 14:20 7.15:00
場所:濃茶席 知足庵 薄茶席 葵の間
費用:4,000円(要別途入館料)
定員:各席12名
申込:古川美術館フロントもしくは電話にて

加藤亮太郎アーティストトーク
10月6日(日)/11月2日(土)各日11:00~
場所:爲三郎記念館玄関にお集まりください

担当学芸員によるギャラリートーク
10月14日(月祝) / 10月26日(土) 各日11:00~
場所:爲三郎記念館玄関にお集まりください
費用:無料(要別途入館料)

古川美術館バスポート会員限定企画[要予約]
特別講座「茶の湯と茶盌づくり」
茶と茶怨の関わり、制作について加藤亮太郎が解説いたします。
10月29日(火)11:30~15:00
場所:古川美術館3階会議室
費用:1,000円
対象:古川美術館年間バスポート会員であること
申込:古川美術館フロントもしくは電話にて

※爲三郎記念館および数寄屋de Cafeへお越しの方
国登録有形文化財である爲三郎記念館は、文化財保護のため素足でのご利用はできません。靴下の着用にご協力ください。( 10/ 19は茶会のためカフェは休業いたします)

▍古川美術館・分館爲三郎記念館 アクセス
〒464-0066名古屋市千種区池下町2丁目50番地
TEL 052-763-1991
https://www.furukawa-museum.or.jp/
|地下鉄|
・東山線池下駅1番出口より東へ徒歩3分
・東山線覚王山駅1番出口より西へ徒歩5分
|市バス|
・金山より金山11系統
・大森車庫より幹砂田1系統
・猪高車庫より池下11系統
・猪子石団地より茶屋12系統「池下」下車

▍多治見 幸兵衛窯について
幸兵衛窯は文化初年(1804年)初代加藤幸兵衛により、美濃国市之倉郷にて開窯され、間もなく江戸城本丸、西御丸へ染付食器を納める御用窯となりました。当窯の歴代当主は、陶芸家として美を生み出すため、常に新しいものを追い求め、試行錯誤し挑戦し続けています。六代 加藤卓男はペルシア陶器や正倉院三彩の技法を復元し、ラスター彩、青釉、三彩、ペルシア色絵など伝統と独創の融合した作品を制作し、人間国宝に認定されました。それらペルシア陶技は七代加藤幸兵衛へと引き継がれ、さらなる独自の現代的な作風を展開しております。
八代 加藤亮太郎は美濃桃山陶の伝統に正面から向き合い、土と炎に実直に向き合い、人為的に操ることが難しい窯変に果敢に挑戦しています。六代 卓男が再現・築窯した桃山時代様式の半地上式穴窯では志野、瀬戸黒、黄瀬戸などを、八代 亮太郎が築窯した穴窯では瀬戸黒を年八~十回ほど焼成しています。


幸兵衛窯

八代 加藤亮太郎


1200度の窯からの引き出し

五昼夜焚き続ける穴窯

▍お問い合わせ先
報道関係者からのお問い合わせ先
広報:鶴岡 Mail:kobeigama.pr@gmail.com

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